- ニコラス・ウィントンを知っていますか
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2017.08.01 Tuesday
今日は映画を見に行ってきた。
「ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち」という実話に基づく映画です。第2次世界大戦がはじまる前、チェコスロバキアのユダヤ人の子どもたちをイギリスへと送り届けることで、子どもたちの命を救ったニコラス・ウィントンの話。当時29歳で、全く個人的な思いから始めたことだったというのだからすごい。
あちこちへ手紙を書いたが受け入れてくれるといったのはイギリスだけだったとのこと。国家が受け入れるといったところで、それぞれの子どもたちを我が子同様に受け入れる家庭がなければ、子どもたちの命は救われなかった。
決して豊かではない生活をしていた普通の人々がニコラスの求めに応じて、子どもたちを受け入れる。
たくさんの困難にもめげず、子どもたちのために奮闘したニコラスも偉いが、彼を支えたたくさんの人たちもすごい。
こんなすごいことをしたのにもかかわらず、ニコラスはそれをだれにも語らなかったのだとか。これもすごいことだと思う。
50年後、屋根裏にしまい込んであった記録を発見したニコラスの妻がこのことを世に知らせることで、ニコラスの偉業が知られるようになったとのこと。
救われた子どもたちが成長して活躍を遂げているだけでなく、自分たちが誰にどのようにして救われたかを知り、自分たちも他の人の手助けを始めていく様子が後半のストーリーだ。
映画の内容も素晴らしかったが、そういう映画がさりげなく上映されている我が町の映画館もすごいと思う。
- 人生フルーツ
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2017.06.21 Wednesday
人生フルーツという映画を見てきた。
あちこちで上映されているようだが、我が町では今秋までの上映。
予告編を見て、90歳の建築家と87歳のその妻とが果樹や野菜を育て、いろいろな物を手作りする日々を描いた映画だと思い込んでいた。しばらく見ているうちに思い違いに気づいた。
監督はそうしたことに象徴される人生の豊かさを伝えたかったようだ。
高度成長期に雑木林を切り、谷を埋めて、効率優先の公団建設をしたことを残念に思い、建築家夫婦はたくさんの木を植えたとのこと。
高度成長期もバブルも終わった今も人生の豊かさを大切にするくらし、できているかを問われている気がした。
映画の公式ホームページはこちら。http://life-is-fruity.com/
- 飛行機内での映画
- コリーナコリーナ
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2013.09.14 Saturday今日の午後は図書館で映画を見てきた。
おもしろい映画を見て、英語のリスニング
レッスンにもなるのはうれしい。
どれがいいかなと、眺めていたら、私の好きなウーピー・ゴールドバーグが出ている「コリーナコリーナ」を見つけた。
これにしましょ。
母親の死後、口を利かなくなってしまった少女もりーの面倒を見るため、父親のマニーは家政婦のコリーナを雇う。
コリーナは陽気だが、モリーの辛さに寄り添う優しさもある。
口を利けないことに対しても、大騒ぎをしないし、話し始めた時にも、さらっと受け止める。
そして、学校へ行きたくない時にも、雇い主である父親のマニーにも黙って、何日も学校を休ませてあげる。
そして、マニーと愛し合うようになり、結婚へというハッピーエンド。
ウーピー・ゴールドバーグもよかったけれど、モリーを演じた子役も上手だったと思う。
そして英語のリスニングレッスンとしては、先日、習った"Wake up and smell the doffee!"が出てきて、ばっちり聞き取れたのがうれしかったな。
ちなみに、その意味は「現実をわかりなさいよ」みたいな感じ。
家政婦としての勤務時間は9時から5時なのに、ついついサービス残業をしてしまうコリーナに友人が「うまいこと、ただ働きさせられていることに気づきなさいよ」と言う時に使われていた。
- エディ 勝利の天使
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2013.08.24 Saturday原則としてコメディしか見ない私がこのところ、英語のリスニングの練習を兼ねて、いろいろなDVDを見ていた。
でも、やっぱり好きなのはコメディ。
かなり頻々と利用させて頂いているこの町の図書館、人口数の割には蔵書数も多いし、読みたいと思う本もたくさんある。DVDもお借りするのだけれど、先日、たまたま私のお気に入りのコメディ俳優、ウーピー・ゴールドバーグが出ているレーザーディスクをみかけた。
レーザーディスクは館内で見るのみなので、時間がある時に見に行きましょ。
今日の午後は特にすることがなかったので、相棒と二人で図書館へ行って、見てきた。
大のバスケットファンのエディがひょんなことから弱小プロバスケットボールチームのコーチとなり、チームを勝利へと導いていく。
もろもろの困難を乗り越えていくサクセスストーリーでもあるから、見ていても気持ちがいい。
リムジンドライバーである時のエディの英語とコーチになってからのエディの英語の聞き取り安さに違いがあるように感じたのは私の気のせいだろうか。
それともウーピー・ゴールドバーグの演技力による英語の違い?
そんなことも含め、楽しめた映画だった。
- 3匹荒野を行く
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2012.10.14 SundayDVDはコメディと動物物しか見ない。
今回は「3匹荒野を行く」を借りてきた。
昔、子どもの頃に原作の小説を読んだ記憶がある。
本来の飼い主がイギリスの大学での講義のため、留守をする間、友人に犬2匹と猫1匹を預ける。が、その友人も鴨猟のため、出かけてしまい、さみしくなってしまった犬と猫が家まで300キロの旅をするというストーリーだ。
たくさんの犬と猫を飼っていた私たちにとって、犬と猫が仲良く旅をするというのは、何の違和感もない。猫が犬のおなかの下をくぐったり、お互いになめ合ったりというシーンを見ると、「我が家の犬たちと猫たちもこんなだったなぁ」と、懐かしく思い出す。
でも、犬はともかく、猫に演技を教えるのは、むずかしいのではないかしら。
どうやって、撮影したのだろう?
3才の犬が老犬の役を演じているとのも、すごい。
ストーリーそのものだけでなく、「どうやって、この映画を作ることができたのだろう?」と思いながら見る楽しみまで味わえ、思っていた以上に楽しめた。
- アニマル・ウォーズ 森林帝国の逆襲
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2012.08.15 Wednesday田舎で何もない町は別の見方をすれば自然豊かな土地でもある。
そのし全豊かな土地を大規模開発して宅地として売り出すための開発業者とそこに住んでいる動物たちとの戦いが始まる。家族と住んでいるところを破壊されては困るから、動物たちの逆襲はすごい。
開発業者の中でも主として担当している人に対し、動物たちから猛攻撃が加えられる。常識ではあり得ない動物によるカージャックやら、服を全部ゴミ箱に捨てられちゃ卯やら・・・
常識ではあり得ないことだから、まわりの人たちも彼が言う「動物にカージャックされた、動物が自分を襲ってくる」を信じない。
で、まわりの人たちは彼が精神的におかしくなったとの扱いをする。
このあたりのストーリーは説得力がある。どちらの言い分もよくわかるから、おもしろい。
「環境にやさしい開発業者」という表現も、よくあることだから、おかしかった。
そんなこんなでそこそこ笑えたDVDです。
- ファーストドッグ
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2012.07.26 Thursday何回か書いていると思うが、DVDを見るのは好きだが、コメディしか見ない。
が、良質なコメディを作るのはそう簡単ではないらしく、見たいコメディに出会わないこともある。
そんな時には、子ども用DVDのコーナーへ行ってみる。
そこで見つけたのが、この「ファーストドッグ」。
ファーストドッグとは大統領が飼っている犬のこと。ファーストレディにかけての言葉だと思う。
いつも大統領と行動を共にしている犬のテディが大統領とはぐれてしまい、ドッグフード輸送トラックに乗り込んでカリフォルニアにやってきてしまう。
そのカリフォルニアでテディと出会った少年がテディをホワイトハウスに返すため、ワシントンDCまではるばる旅をするというストーリーだ・
大統領かホワイトハウスに「大統領の犬を保護しています」と連絡をすればいいと思うのだが、ストーリーの方もそのあたりは、折り込み済み。
連絡をすると、いたずら電話と見なされてしまい、相手にされない。
で、仕方がないから、カリフォルニアからはるばるワシントンDCを目指すことになる。
途中、助けてくれる親切な人もあれば、「大統領の犬を誘拐すれば、大金がもらえる」とねらってくる悪者もある。
さらに、どこまででも追いかけてくる黒いスーツにサングラスのあやしい二人組も・・・
そんなこんなを乗り越えて無事にホワイトハウスまで送り届けるというハッピーエンドのDVDはそこそこ笑えるものだった。
- ビバリーヒルズチワワ
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2010.01.28 Thursdayビバリーヒルズの豪邸に住む真っ白なチワワが飼い主の急な出張の間、姪に預けられる。
が、悪者にさらわれ、たくさんの苦労をしながら、家をめざすと、ある意味おきまりのストーリーのように思えるDVD。
が、予期していたよりも、遙かにおもしろかった。
そして、さらに意外だったのは、見終わってから、調べてわかったチワワの歴史。
なんと、アステカ文明の頃から珍重されていた犬種なのだそう。
犬の中では一番小さい犬種だとは知っていた。が、勝手に小さい愛玩犬がほしい人が作り出した最近の犬種だとばかり思っていた。
私が借りに行ったお店では、子ども用の棚に並べられていたが、大人が見ても十分に楽しめると思う。
- モール☆コップ
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2010.01.07 Thursday久しぶりにコメディを見た。
ショッピングモールで警備員をしているポール・ブラーとは警察官を志望したが、低血糖症のため、8回も試験に落ちている。勤務ぶりはマジメだが、やることなすことピントはずれ。
ある日、ショッピングモールが強盗に襲われる。強盗たちは人質を取って、立てこもる。が、ポールはショッピングモールの中に残っていて、強盗と対決することになる。
ポールは太目なので、動きは決して軽やかではない。あくまでも、どたどたと動くところがコメディチックだ。犯人に見つかりそうになって、天井に逃げ込む。追いつめられて、天井から落っこちたところが犯人の真上。ポールの体重に犯人がノックアウトされる。
という調子で、一人で何人もの犯人たちを相手にモール内の商品を駆使して戦う姿がとってもおかしい。
やっつけたかと思うと、最後の詰めが甘く、意中のエミリーと娘を人質にして、逃げ出され、追いかけることになるなど、最後まで楽しめたDVDだった。