森とか自然には興味のある私たち夫婦はウェールズ出身で黒姫に住んでいるC.W.ニコルさんの講演を聞きに行ったこともある。 植生についての学者で、今や木を植える人としても有名な宮脇昭教授の講演も聞きに行ったこともある。もちろん、二人の本も読んでいる。
今回はその二人の講演プラス二人の対談という豪華プログラムがあると知り、出かけてみた。
まずはC.W.ニコルさんの登場。私たちがあまり意識していない日本のすばらしさから話し始める。
北には流氷、南には珊瑚礁という島は世界の中でも日本だけなのだとか。
そして、森が持つ力のすばらしさを映像付きで説明してくれた。東日本大震災の被災者たちを彼が作り続けているアファンの森へ招待したところ、とても喜んでくれたそう。彼にとっても、うれしいびっくりだったのは「ふるさとの森の再生方法と新しい学校の作り方を教えてほしい」というリクエストまでもらえたこと。もちろん、協力をしているというすてきな報告もあった。
まだまだ、森とニコルさんがたくさんの人に与えている恵みの話はあるのだが、宮脇教授の話も書きたい。
85才という年齢にもかかわらず、とってもエネルギッシュだ。その土地に元々ある木を植えると、地震、火災、津波などの被害も軽減できると、映像付きで説明してくださった。
木が大好きな私にはうれしいイベントだった。