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学ぶことの楽しさを感じられる仕掛け
 昨日の日記では、我が子のできがよくないと言われた時の考え方を書いてみた。

 が、そうは言っても「我が子に対しても何かしたい」と思うのが人情だろう。

 そのためのポイントはやり方や解き方を教えることより、学ぶこと、わかることは楽しいと感じてもらうことの方が大切だと思う
 昨日の例に出たのはわり算だった。式を書いて、わり算のやり方を教える前に、伸び縮みをしない紐かテープを使って、それを2等分、3等分、4等分する作業を一緒にするといい。いろいろな長さの紐を使うなどして、等分することのイメージをわかってもらうことが分数の意味を理解することにつながる。

 なるほど・・・と、参加者のみなさんが頷いたところで、「幅が31cmの紙を3等分する方法を考えて下さい」と言ってみる。

 10.3333cmを測るのは、ちと苦しい。さあ、どうしましょ。

 図面がないと、わかりにくいかもしれない。が、文章だけでの説明をがんばってみますね。
 紙の左下の角に50cmの物差しをあてる。そこは固定したまま、物差しの右側を斜めに上げていく。紙の右側の辺と斜めに上げた物差しが33cmを指したところで、物差しを止める。33cmは3できれいに割り切れるから、11cmのところへ印を付ける。

 こうすると、31cmの紙を見事に3等分することができる。質問に答えて、さらなる解説も加えたのだが・・・

 私たちの説明にみなさん、「おぉ」と感嘆の声。

 大人だって、新しいことがわかると、こんな風にうれしいのだ。この喜びを味わえる仕掛けを作ることが大切なのですよ。

 喜びを味わえる仕掛けに工夫を凝らしてくださいね。

 
 
author:けい, category:子ども, 21:41
comments(1), -
Comment
けいさんに同感、です。

地元の博物館で解説のボランティアやってますが.....
対子ども、に関しては、「極力『解説』しない」というのを「私のポリシー」にしています。
これなあに、って聞いてきたら本人に、分かりやすいように説明する、ということを肝に銘じているのですが.....
博物館の展示物のひとつに、旧式の自転車があって、今私たちが乗っている自転車とかなり構造が違うのですが、「何が違うか、見つけてごらん、3つくらいはすぐに見つかるはずだよ」と声をかけると、10組中7〜8組は「親が答え」てしまうんです。

なんだかなぁ、と思いつつも、見守ってますが.....
ただ、「○○が違う」と「自分で」見つけてるお子さんは顔が輝いてますね。
葉桜, 2011/02/27 12:46 PM