- いつか来る別れに備える
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2011.11.23 Wednesday日記がアップできない日が続いたが、今日は久々に日記更新ができる。
午後、喪失についての話を聞いてきた。
人は生きていく間にたくさんの喪失を経験する。「喪失」とは大切にしていたものを失うこと。愛する人との別れ、身体機能の衰え、財産を失うことなどなど、私たちの人生にはたくさんの喪失がある。
「喪失を経験する」ことは、どの人にも共通するが、一つ一つの喪失は、それぞれによって違うし、その悲しみをどう乗り越えるかも、人によって違う。
だから、喪失の悲しみに沈む人に対する時、自分の経験をもとにして、話をしてはいけないなど、いろいろ貴重な話が出た。
3月11日の大震災で、今更のように思い知らされたのは、日本という国に住むということは、いつ、どこででも地震が起きるというつもりでいないといけないということ。
それと同じように、人はたくさんの貴重な人や物をいつ、どういう形で喪失するかわからないことを、いつもいつも意識している必要があるのだと思う。
「いつ別れがやってきてもよいように生きる」と書いたり、言ったりするのは簡単だけれど・・・
誠実に誠実に生きることを忘れずに日々を過ごしたい。
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