- 年に2度のボランティア
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2007.03.31 Saturday今日は年に2回だけボランティアをするグループの集まり。
地域の方に誘われて、何年も前によくわからないまま、仲間入りをした。
このグループでは地域のためのボランティア活動をしている。今日のお仕事は来週のお祭り用の花作り。色つきのふわふわの紙を使って作る、あの花だ。手を動かしながら、口も動く。
田舎だから、出る話がすごい。
「うちのこわれた物置に狸が住み着いてさ」
「その狸知っている。ちょっと弱っているやつでしょ。」
「いや、それが、物置に住むようになったら、元気になってきたみたいで」
「物置に栄養のあるものが置いてあるんじゃない」
と、にぎやかにぎやか。
楽しくにぎやかに作業をして、たくさんの花が完成。
細く割った竹に花を飾り付けて、今日の作業はおしまい。
- 子育ての冊子
- 単位が違う
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2007.03.29 Thursday急に暖かくはなったが、まだ夜は冷える日もある。
先日、たまたま見かけた工場で薪を頂いた。「そろそろ、また頂けないかな」と相棒からメールが届く。「それもそうだな」と、ダメモトで工場に電話をしてみる。
「今から、取りに来られますか。」だって。
せっかくだから、すぐ行くことにする。
「何で来られますか?」には「軽トラックで」とお返事した。では「二つ用意しておきます。もっと積めるようなら、また出しますから」
「は?二つ?」(軽トラックで行くと言ったのに二束とはケチだね。まあいいや、行ってみてから話をすれば・・・)
行ってみたら、わかりました。二束ではなく、パレット二つ分でした。軽トラックの荷台にたっぷりの量。
今日は暖かだったので、トラックへの積み込み作業、帰宅してから荷下ろしの作業で汗をかいた。一箱で10キロはないかもしれないが、6キロ以上はあると思う。少しは美容体操になったかな。
業界用語の単位はさすがに大きい。
- 使い方研究
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2007.03.28 Wednesday新しいPCが届いて2週間近くになる。基本的なものはほぼ引っ越しが完了。
いつまでも古いPCを使っていたら、新しいものを買った意味がない。で、おそるおそるというか、ぽつりぽつりというか、ともかく使い始めた。
何となくわかる部分と、よくわからない部分がある。何となくわかる部分に関しては問題がない。わからない方は調べたり、相棒に質問したりと、手間がかかる。が、少しずつ進歩している気がする。
車を初めて買い換える時には、「まったく同じ車種にしてほしい」と言い張って、そうしてもらった記憶がある。が、いつの間にか、車の扱いにも慣れてきて、今では代車だって、どうにか扱えるようになってきた。
PCに関しても早くそういう域に達することができるといいな。
使いながら、慣れていくのがいいのだろう。がんばろうっと。
- 寒さも必要
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2007.03.27 Tuesday桜の便りがちらほら届く今日この頃なのに、我が家の杏はまだ花が少ない。杏なら、「花も実も楽しめるのでは」との思いで、越して来る時に杏を植えた。
選定の仕方が悪いらしく、実は少ししかならないが、花は結構楽しめる
。厳冬だった昨年もお彼岸の頃には、たくさんの花が咲いた。桜より早くに華やかな花が咲くのが、嬉しい。
が、今年は花が咲くのも遅いだけでなく、蕾も少ない。
寒い時期がないと、花が咲かないのかなとは思っていた。が、蕾が少ない理由はわからずにいた。今日、近所の人に会って話をしたら、そのお宅の桜もいつもより蕾が少ないのだって。暖冬のせいではないかとのこと。
「寒さはない方がいい」と思いがちだけれど、寒さがあって見事な花が咲くというものらしい。
人間も辛い思いを超えた人は優しい人になれるみたいだし・・・
- ロマンティストとリアリスト
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2007.03.26 Monday今日は結婚記念日だった。
結婚記念日を重ねること久しい私たちは、結婚記念日を忘れてしまったこともある。
今日は珍しく朝から覚えていた。夕方、念のために相棒に確認したら昨晩までは覚えていたとか。
夕食前に共通認識ができたのは、めでたい限り。
「で、夕食はどうする?」と確認をしたつもりだった。リアリストの私は簡単に自家製冷凍ご飯を解凍し、冷凍庫の中の、そこそこご馳走を用意しかけた。
ロマンティストの相棒は「どこかムーディなところへ夕食を食べに行くのもいいか」と思ったらしい。
リアリストの私は「解凍しかけたものを放り出すのは、もったいない」と思うから、レストランに走ったりはしない。結婚生活ン十年になってもロマンティストとリアリストはどこまでも違う。が、「自己主張をするよりは気分よく」の相棒は「まあいいか」と、そこそこご馳走をよしとしてくれた。
これからも相棒と私はこうして暮らしていくのだろうな。
- エドヒガン
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2007.03.25 Sunday出先で桜らしい木を見かけた。近くまで行って、つくづく眺めてみる。花の大きさは直径2cmあまり。花は小さいが、ソメイヨシノの花よりもピンクが濃い。ちょうど満開だから、中々華やかだ。
名前はエドヒガンとか。彼岸頃に咲くことからの命名だろうと思う。
帰宅してから調べてみると、野山に自生している桜らしい。桜の中では長寿の方で大木になるのだとか。
調べてみると、色々なことがわかって、おもしろい。ネット検索ができるのは、とっても便利。ありがたい世の中になったものだ。
きれいな桜を見て、いい気分になって家に向かう。と、あちらでもこちらでもソメイヨシノが一輪、二輪と咲き始めているのを発見。ソメイヨシノが満開の日も近い。
- 聞き上手になるために
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2007.03.24 Saturday「聞き上手になれたら、いいな」と思う人は多いかもしれない。
聞き上手になったら、どんないいことがあるのだろう。まずは、そこを確認しておく必要があると思う。
対人関係が今よりもよくなる。そして、たくさん聞いてもらえた子どもたちのコミュニケーション能力や対人関係能力も高くなる。生きるための力を育てることにもなる。
「そんなに、いいこと尽くしなら、ぜひ頑張って身につけたい」と思い続けることが、聞き上手になるためには欠かせない。ともすれば、「聞き上手になる」という大きな目標よりも、目前の自分の気分(興味がないことは聞きたくない)が優先されがちなのだから。
次はいよいよ、実際のコツ。
まずは自分と相手はまったく別の考え方、感じ方をしていることを、再認識するといい。一番身近な配偶者と自分の運転の仕方、ルートの選択法が、どの位、違っているものかを思い出してほしい。もちろん、運転に関してだけでなく、ありとあらゆることに対して、違った見方考え方をしているものなのだ。
相手の話を聞く時に、「違うだろ!」と思って聞くのではなく、「違って当たり前なのだ。」と思って聞くと、聞きやすい。違いを楽しみ、自分が知らないことを知ることを楽しみながら聞くと、聞き上手になれる。
子どものスポーツチームを例に考えてみよう。
「そのスポーツチームの目的は何か』については、親も子も含めた全員で話し合って決めていないことが案外多い。それぞれが自分なりの目標を持っていて、他の人も自分と同じ考えだと勝手に思っていたりする。「話し合って、決めていないのだから、それぞれが違っているものだ」とわかっている人が他の人の話を聞くと、おもしろいと思う。
Aさんは「スポーツをやるからには強いチームを目指すのが当然。」と考えている。Bさんは「勝敗よりも、楽しむことが一番」と考えている。丁寧に聞いていくと、そんな違いがよく見えてくると思う。
もう一つ、自分には興味がないことや共感しにくいことを上手に聞くためには、こんな風に考えるといい。ゲームのことを延々と、うれしげに語る子どもの話を聞く時には、自分が興味のあること、「お料理やガーデニングのことなら、いくらでも聞いてもらいたいな。この子にとってのゲームは、私にとってのお料理やガーデニングみたいなものなのだろう。」と考えると、聞きやすくなる。
苦手なもの、嫌いなものについても、同じことが言える。掃除が好きで料理が苦手な人は掃除が苦手な人の話を聞く時に、自分が料理が苦手なことを思い出しながら、聞くようにするといい。
一度でうまくならないで、いいのだ。何回も何回も重ねることが必要だ。「輪島塗」との名表現も登場。「なるほど、そうかも」と皆はとっても納得した。
聞き上手を目指して、頑張って!
- 言いたいことを言うと
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2007.03.23 Friday今日はみんなが好きな「だって言いたくなってしまうのです」を、もう一度検証してみた。
言いたいことを言うと、何が手に入るのか、それは自分が手に入れたいと望んでいるものなのか。
子どもがお茶碗を割ってしまった時を例に考えてみると、「だから、『気をつけなさい』といつも言っているのに。」で、手に入るのは、言っている瞬間だけの気分のよさだって。後は、お互いに嫌な気分になるし、当然のことながら、「気をつける子ども」も手に入らない。
言いたいことを言ったら、どうなるかがわかってくると、「今までとは違うことを言うようにしよう』との発想も湧いてくる。
どういう人になりたいのか、子どもにはどう育ってほしいのか、そんなことも考えるようになる。
繰り返しになるが、子どもたちが生きていくうえで必要な力を身につけるためには、親がモデルを示すことが大切。
「生きていくうえで必要な力とは何?」との質問が出た。一言で言えば、「思い通りにならない状況へ対処する力」だと思う。その状況で、自分にできることとできないことをまず分けることが第1歩だ。いじめっ子にいじめられる時、「いじめっ子にいじめをやめさせる」ことは自分にはコントロールできないこと。自分が「逃げる、戦う、聞き流す」は自分で選ぶことができる。
自分と相手は違う考えを持っている。相手を変えることはできない、自分でコントロールできるのは自分の行動だけ。このことを親子の会話を通して繰り返し教えていくと、子どもたちの生きる力が育っていく。
そのためには、自分とは違う考えを持っている子どもの話を丁寧に聞いて聞き上手を目指そうということで、今日の学習会は終了。
聞き上手になるための具体的なコツはまた明日のお楽しみ。