- ジャガイモの選別
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2007.08.31 Friday大根、白菜の種蒔き、ブロッコリー、キャベツの苗を植えるなどの作業が忙しい。
秋じゃがの植え付けもしないとね。我が集落では春のお彼岸頃にじゃが芋を植えるのが、正統らしい。秋ジャガを作る人はあまり多くない。
でも、春に植えたじゃが芋が採れるのは初夏だ。「新じゃがはおいしいね」と、喜んでいるうちにあっという間に暑くなる。
暑い時季には、あまり、じゃが芋を食べたくない。
じゃが芋をおいしいと思うのは秋から冬にかけてだと思う。だから、私は秋ジャガ作りを頑張る。
今日はとりあえず、種芋として使えそうな芋を選別した。なんて、書くと、格好がいいが、要するにちび芋を取り分けただけなのだ。
明日、雨が降らなければ、植え付けを頑張ろうっと。
- サボテン・ブラザーズ
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2007.08.30 Thursday盗賊に悩まされているメキシコの小さな村の女性カルメンが活動映画の俳優達を本物のガンマンと間違えて、助けを求めるという、出だしからして、十分にコメディチックな映画。
カルメンは助けを求めて電報を打つが、その電報代も少ししかないため、電文は省略されてしまう。
一方で俳優達はその前に出演した映画のできが悪く、映画会社を首になる。そこへ電報が届く。失業したばかりの俳優達は映画出演のオファーだとばかり思いこんで、出発する。
盗賊達が襲いかかってきても、映画のロケだと思いこんでいるところが笑える。
原題はスリーアミーゴズといって、かなり有名な映画なのだそう。ここから、三人組のことをスリーアミーゴと呼んだりするらしい。
- 四肢マヒの医師
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2007.08.29 Wednesday久しぶりに行った図書館で見つけた本。高校1年生の時、ラグビーの試合中に首の骨を折り、四肢マヒになった男性が精神科医になるまでを書いた物もの。
わずか15歳で四肢の自由を奪われ、心は平静ではいられない。が、献身的に介護をしてくれるお母さん、友人達の支えもあって、元の高校に復学を果たす。受け入れて、学業をつづられるように努力する先生方の姿も素敵だ。
初めから医学部へ進んだのではな。高校卒業後、数学科に入り、就職できなかったこともあって、大学院へ進む。進路について、考えている時に、自分と同じように四肢マヒの男性が精神科医になっていることを知る。この人の場合は医学部に入ってからの事故だったとのこと。
四肢マヒで医学部受験をしたのは、この本で紹介されている彼が初めて。受験をさせてもらえるかと質問された大学側も、様々な意見が出て、たくさんの話し合いを重ねたらしい。医学部受験を許可するということは医師への道を開くことにつながる。
頑張った本人もすごいが、さまざまな形で支えた人たちもすごいと思う。こう生きたいと望み、そのために努力を惜しまない姿に多くの人が引き寄せられていくのだと思う。
友だちとの交流を親子共々、楽しみつつ、暮らしていることもたくさんの人が集まる元なのだろう。
こういう本を読むと、元気がもらえる気がする。
それでも、前へ ー四肢マヒの医師・流王雄太
高橋豊著 毎日新聞社
- 新しい出会い
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2007.08.28 Tuesday電車に乗ることが少ない私が今日も電車でお出かけ。
健康と医療に関わる団体の集まりに、参加しないかとお誘いがあった。「これ以上、出かける先をふやしてどうする?」という気もしたが、「まずはお誘いを受け、参加しながら、次を考えればいい」と、簡単に考える私だ。
新しい方と出会えば、また新しい輪が広がる可能性も期待できるし・・・
今日が第1回目の会議だったので、自己紹介からスタート。みんな、色々な活動をしている。ああいう場に出て行かないと、そういう方達の存在を知ることもなく終わってしまう気がする。
まずは知り合うこと、お互いに協力し合って、活動をさらに活発化していくのは、その次のステップだ。
会が終わった後、話しかけてくれた方があった。帰り道でも、また別の方と一緒になり、少しおしゃべり。こうして、少しずつ少しずつ、また新しい輪が広がるといいな。
- 課題
- 助成金でお買い物
- おめでたいことが続く
- 宿題よりも大切なこと
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2007.08.24 Friday昨日は学校の先生方とのケース検討会。そして、今日は定例の学習会。
夏休みも終わりに近づき、子ども達の宿題が気にかかり始めたお母さん達も多いかもしれない。続けて学習会に参加していると、宿題のことはおかあさんの問題ではなく、子どもの問題だと、口出しせずにいられるらしい。が、しばらくお休みすると、つい言いたくなってしまうのだそう。
もう一度、自分は子育てにおいて、何を大切にするのかを確認してみてほしい。一つずつ、指図して、その通りに行動する子を望んでいるのか、時間はかかっても、自分で自分の行動を決められる子になってほしいのか。「自分で自分の行動を決める」とは、子どもが子ども自身の考えに従って行動することを意味する。「お母さんが望む行動をお母さんに言われなくてもする」ではない。
宿題をやらせようとして、お母さん達が取る行動はいくつかのパターンがあるかもしれない。口うるさく言う、怒鳴るなどなど。
どの行動も、それをすることを通して、子ども達に次のことを教える結果となる。他人の行動に干渉してよい、相手を思い通りに動かそうとして、自分が怒鳴りたい時には怒鳴ってよい。
自分がそうされた時のことを考えてもらえば、よくわかると思うが、これは対人関係を悪くするやり方だ。
対人関係が上手にできる子に育つこと、自分で自分の行動を決められる子に育つことと、今、目の前の宿題をさせることのどちらが大切かをもう一度確認してみてほしいと思う。
- 理想のお天気
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2007.08.23 Thursday暑い日が続いた後、今日は久しぶりに雨も降り、涼しくなってほっとした人も多いと思う。
が、今朝の雨の降り方はかなりすさまじかった。ごく短い時間だったが、土砂降りで、犬たちのトイレに行ったら、犬たちも人間もびしょぬれになった。
カンカン照りの暑いもイヤ、土砂降りもイヤ、では、どういうお天気なら、満足するのだろうと考える。
雨や曇りよりは晴れている方が気持ちがいい。でも、雨がまったく降らないとのも困るから、雨は私が寝ている夜の間に降ってほしい。カンカン照りではなく、そこそこの日差しがいい。風がそよとも吹かないのは困る。一方で強風が吹きまくるのも困る。そよ風が吹くのがいい。
そんな理想のお天気が実現する日はどの位あるのだろう。
- どういう子に育ってほしい
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2007.08.22 Wednesday今日は出前学習会をしてきた。
参加者は私の話を初めて聞く方ばかり。でも、話す私からすると、基本的なことは毎回同じことが多い。
小学校段階では「忘れ物をしないように」という話をされることもしばしば。時には「親の責任です」と言われてしまうことだってある。
そうして、小学校、中学校で「忘れ物をしてはいけない」を繰り返されるうちに、「忘れ物をすることは許し難い大罪」という認識ができあがる。
ところが、何かを忘れてしまうこと、失敗してしまうことを皆無にすることはないと思う。仲間が失敗した時にその失敗をどうカバーできるか考えることができるやさしい子と、厳しく糾弾する子のどちらに、我が子がなってほしいだろうか。
何回となく問いかけているが、答えはいつも同じ「やさしい子になってほしい」だ。忘れたり、失敗するたびに厳しく糾弾され続けた子がどうやってやさしい子になることができるのだろう。
そう質問すると、どの人もびっくりする。
やさしい子に育ってほしかったら、優しさを教えるにはどうしたらいいかを考える。当たり前のことだが、忘れられがちなことでもある。