- 1+1=2?
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2008.03.31 Monday「算数のできる子どもを育てる」(木幡寛著)という講談社新書を読みかけている。とってもおもしろい。
算数がわかる、できるというのはどういうことだろう。著者は「算数の基本は計算ができることではない」と、あっさり言い切る。「算数で本当に必要なのは、計算の仕組み(構造)と手順(アルゴリズム)がわかり、それらを使いこなして、未来を予測していく段取り力(類推する力)である。」と説く。
仕組みを理解することができることの方が計算力をつけることよりもずっと重要だという。
仕組みを理解できずに、計算の間違いばかりを指摘されたから、算数嫌いにもなると思う。
仕組みを理解するには、「なぜ?」「どうして?」の追求が役に立つ。
「1/リットルのジュースと1/3リットルのジュースを足したら、何リットルになる?」という問いに折り紙を使って考える子どもたちは通分を知らなくても答えを出すことができる。答えが出てから、通分という概念にたどり着く。
機械的に通分を教え込まれ、計算をさせられるより、ずっと楽しそうだ。
算数だけでなく、何かを学ぶとはこういうことなのだと思う。
学ぶことの意味と学ぶことの楽しさを多くの人に知ってほしいものだ。
- シキミ
- 犬でさえ
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2008.03.29 Saturday今日はお昼前から用足しに出た。犬のアルファは一緒に連れて行ってもらうつもりだったようだが、お留守番。
夕方、帰宅したら、なんだかご機嫌がよくない。とりあえずはトイレを兼ねたお散歩に連れ出す。その後、私は畑仕事に行った。作業から戻っても、アルファの様子は相変わらずだ。
「エサの催促かな。そろそろ、エサの時間だし・・・」と、エサをやる。
えさを食べ終わっても、なんだか不服を訴える。
どうやら、連れて行ってもらうつもりのお出かけがお留守番になって、つまらなかったことの埋め合わせをしてほしかったらしい。「わかった、わかった」と共感して、しばらくヨシヨシしたら、ようやく収まった。
犬でさえ、いい気分を味わいたいのだと、よくわかった出来事だった。
- 行動の仕組み
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2008.03.28 Friday今日は人の行動の仕組みについて考えてみた。
「イヤでも我慢してやりなさい」と誰かに言うのは好きな人が多いと思う。特に子育て中の人はそれを子どもに教えることが仕事の一つと思っているようにも見える。
これが実際にどうなのかを知る方法は実に簡単だ。自分がそう言われたら、どう感じ、どう行動したくなるかと考えればよい。
と、問いかけたら、即答で「イヤです、逃げたくなります」との答えが返ってきた。
自分が言われたら、イヤだと感じることを他の人に要求しても無理というものだ。
では、人は何のために行動を起こすのかというと、いい気分になるために、あるいは「いい気分になれるだろう」と思ったことのために行動するのだ。
長い間続いている定例学習会を見ても、そのことがわかるはずだと思う。時間とエネルギーと参加費を費やして、参加して下さる方がある。それは
「参加して何かが得られると気分がよくなるから」ではないだろうか。
自分の行動や他人の行動を理解するためには、そんな視点から見ると、おもしろいと思う。
- 自前で
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2008.03.27 Thursday近所の人が訪ねてきて、「新しい企画の立ち上げに加わらないか」だって。
これから、急速に高齢化社会になるから、さまざまな対応が考えられているらしい。
地元で自前のデイサービス活動を奨励するために、どこかから助成金が出るのだとか。賛同者(お手伝い)を何人か集めて、ともかくやってみようと、声をかけ始めたところのようだ。
歩いていける範囲の中で、集まれるところと仲間がいて、楽しい時間が過ごせる仕掛けはこれから必要となっていくと思う。そんなことをぼんやりと思っていた矢先だから、とりあえずは仲間に入れて頂いた。
なんとか、開始できそうな人数が集まったとのこと。よかった、よかった。
食事を出すとか、何をする、どの位の時間をかけるなど、詳細はこれからみんなで集まって決めるのだとか。
最低でも年に4回の集まりをするというのが、助成金を出す側の条件らしい。それ位なら、なんとかできるかもと思える回数設定をするところが、なかなかうまい。
「お互いに無理のない範囲で少しずつ」が、長続きのもとだものね。
- アスパラガス
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2008.03.26 Wednesdayアスパラガスは一度植え付けると、10年以上の長期にわたって収穫できる野菜だ。ただし、種を蒔居て育てると、収穫できるようになるまで2、3年かかってしまう。
種を蒔いて、収穫できるようになったのもある。が、収穫時期が過ぎた秋に、うっかり雑草やら何やらを積み上げて堆肥を作ってしまい、貴重なアスパラさんを生き埋めにしてしまった。
植え付けをしてすぐ収穫できる苗というのが、売られるようになったので、買ってきて植えてみた。
こんな風にもう芽が出ています。
かなり細長いポットだったが、そのポットから苗を取り出したら、根っこはこんな風にとても長かった。
これからの収穫が楽しみ!
- いつも見ている景色だけれど
- 毎日が宴だけれど
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2008.03.24 Monday小さな喜びを大切に生きたいと願う私にとって、一日一日が宴のようなもの。
そんな中でも、きょうは朝から仲間と連れだって、1時間あまりのドライブに出かけた。ヘルシーでおいしい料理のバイキングとおしゃべりを存分に楽しむ。
メニューはキャベツとジャガイモのホワイトソース和え、生ひじきのサラダ、イカのカルパッチョ、焼きたてのピザなどな・・・
予報通り、午後からは雨も上がる。たっぷり食べた後の腹ごなしは私の大好きな原生林の散策と海辺のお散歩。
美術館で絵を楽しむ。
さらに欲張って、おいしいパン屋さんとお菓子屋さんへ。
夕食にはさっそく買ってきたばかりのパンを頂く。香りがとってもよく、おいしい。
最後まで満足、満足の一日だった。
- 初仕事
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2008.03.23 Sunday4月から始まる2008年度には自治会の組長のお仕事をすることになっている。厳密には4月からなのだろうが、先日、自治会の総会が終わったので、実質的にはもう我が家が組長の仕事をするらしい。
我が家が所属している組は所帯数が多いため、回覧板を回したり、集金をしたりという組長の仕事を補佐してくれる人を決めて、全体を回している。
第1回目の集金を4月の初めまでに終えてほしいとの連絡があったから、今日はその補佐役の方のお宅へ出向き、ご挨拶とお願いをしてきた。
とても気持ちよくお受け頂けて、うれしい限り。また新しい年度を無事に過ごせそうなのは、たくさんの方に支えあってのことだと思う。