- 子どもの話の聞き方
-
2008.06.30 Monday今日は子どもの話をどう聞くかというお題の学習会だった。
内容を準備する時、とても気になったことがある。
「どう聞くか」の前に「聞いてどうしたいの?」を確認する必要があるということだ。
「学校での様子を話さない」との声を聞くことも多い。が、学校での様子がわかったら、どうするの?「ちゃんとやっていることがわかれば、安心する」と言う方も、それを聞く方も、そういう発想を当たり前と感じているようだ。
でも、ちょっと待って、親は安心するかもしれないが、それを伝えることで子どもの側にはどんないいことがあるのだろう。
逆にちゃんとやっていないとわかったら、その瞬間に文句、叱責が飛んでくるということでもある。
これは子どもに親の思うとおりの行動をさせたいという気持ちの表れでもある。
そういう下心を持って、子どもから話を聞こうとしても、子どもは話をする気になれないと思う。
子どもの話を聞くことで、どうしたいのかを、もう一度自分に問いかけてみてほしい。
- タイム・マネジメント
-
2008.06.29 Sunday今日はある集まりで相棒が司会をすることになった。
10以上のグループに話をしてもらう予定。事前に確認したら、「2分程度でお願いしてあります」とのことだった。時間というのはシビアに管理する気になると、結構きっちりできる。
2分の予定が3分になると、全体では10分以上の違いとなる。だから、事前にお願いする時に「○分で」ときちんとお願いした方がいい。層、説明して、事前にきっちりと予定の時間を流して頂いた。
そして、今日の開始前にも、相棒が各グループの方に「申し訳ありませんが、予定時間を過ぎたら、話を止めて頂くようにしますので、よろしくお願いします」と念を入れておいた。
会が始まったら、みなさん、しっかり時間を守って話をして下さり、無事に予定通りに終えることができた。
今までは予定通りに行かないこともあったから、「すごい、時間通りにできるんだ」と、スタッフの方々は嬉しいびっくりだったよう。
ほんの少し、時間の使い方を意識的に行うだけで、これだけの差が出ることを知っていると、いろいろな会の進行に役立つと思う。
- 奇跡の愛
-
2008.06.28 Saturday先日、読んで、とても感動した話を紹介したい。
太平洋戦争もずいぶん遠い昔のこととなったが、この戦争で人生を翻弄された一人の男と二人の女の物語だ。
終戦直後、蜂谷彌三郎は身に覚えのないスパイ容疑で逮捕される。そして、申し開きのできないまま、連行され、裁判の結果、10年の強制労働を言い渡される。極寒の地、シベリアで死と隣り合わせの日々を送った後も帰国を許されない。
1歳の娘と妻とは離ればなれになったままだ。
が、それが自分の運命ならと、異国で生き抜くことを決意する。そして同じような境遇のクラウディアと出会い、結婚をする。クラウディアは望郷の念を抱いている彌三郎を守って、生き続ける。
ソ連邦が崩壊して5年後、彌三郎は日本の家族の様子を調べることにする。妻が自分のことを待ち続けることを知り、娘がロシアまで訪ねてくる。
クラウディアは彌三郎を日本に返すことを決意し、すべての手続きを一人でやり遂げる。日本の妻、久子のために、そして彌三郎への深い愛のために。
一方、日本の妻、久子も「もし、ロシアに子どもがいたら、その子から父を奪うことはできない」と考えていたのだと言う。
強制労働書での過酷な日々と、二人の女性の深い愛を知ると、小さなことを気に病むことがばからしくなると思う。
テレビでも放映されたらしいが、多くの人に知ってほしい素晴らしい物語だ。
- 言いたくなる気持ち、聞きたくなる気持ち
-
2008.06.27 Friday先日から少し気になっていたことがあったので、今日は学習会で、その辺の所を確認してみた。
「そういう時って、言いたくならないのですか?聞きたくなりませんか?」と質問されることも多い。
「電撃国際結婚をした私の娘や結婚と同時に2児のパパになった私の息子がここにいたら、私よりもみんなの方が色々質問したいのでは?」と言ってみたら「確かに、たくさん質問したいかも」だそう。
「で、質問すると、どういういいことがあるの?」の問いかけに「うーん、私の好奇心を満足させるだけかも」
我が子に何か言いたい、聞きたいと思う時も言うことでどういうことがほぢいのか、聞くことでどういうことをほしいのかを自問してほしい。
そんな話をしたら「『我が子のためと言いつつ、他の人が知っているのに私だけが知らないのは困る』みたいなことも多いみたい」との声が上がった。「うーん、これって我が子のことより私の都合なんだ」
自分では我が子のことを心配しているつもりだったのが、そうではないとわかり、かなりのびっくりだったよう。
- 次回は
- 怪我の功名
- 綱渡りの朝
-
2008.06.24 Tuesdayドジ、忘れ物は日常茶飯事の私だが、今朝もまたまたやってしまった。
朝、起きると同時に相棒が「今日は頼んでおいたお弁当を作ってくれるよね」と言う。「ごめん、忘れてた。おにぎりと簡単なおかずでいい?」と言ったら、「それでいいから、お願い」だって。
ずいぶん前に「簡単に食べられるお弁当がほしい」と頼まれて、カレンダーに「お弁当、サンドイッチ」と書き込んだのだった。
なのに、すっかり忘れてしまっていた。
出ることが多くなった私の非常食として、おにぎりを作っては冷凍してある。それを使えば、バタバタと簡単お弁当を作れそう。おにぎりを解凍している間に、昨晩のスープの残りから人参を取り出す。冷凍カボチャと冷凍シュウマイを解凍。
5分ほどで、ないよりはましという簡単お弁当のできあがり。
どうしたら作れるかということだけに意識を集中すると、なんとかなるものだ。
- 対人関係はスキルです
-
2008.06.23 Monday本日のお題は「ママ友だちとのつきあい方」。
同じタイトルで、今までにも何回か話をしていると思う。が、今日は「対人関係はスキルです」と話した瞬間、どよめきが起きた。
参加者のみなさんは対人関係は相性や人間性の問題だと思っていたらしい。
「スキルを身につけたら、誰でもよい人間関係を築くことができる」という発想にびっくりだったみたい。
何よりの証拠が私自身なのだ。対人関係へたくそ歴の方がずっと長い私が、ほとんどの人と素敵な関係でおつきあいすることができるようになっている。
できるようになりたいと願い、その方法を知って、練習さえすれば、誰でもできるようになる。
その第1歩が素敵な挨拶と素敵な笑顔。
鏡を見ながら、笑顔の練習をしてみてほしい。
- 8割主義
-
2008.06.22 Sunday心に余裕を持つための方法の一つが時間の使い方を工夫すること。
色々なところで色々な方に「自分が持っている時間で、したいことと、しなければならないことができるかどうかの計算をして下さいね。10のことをできる時間があっても、10の予定を詰め込まず、8までにしておいて下さいね」と話をしている。
残りの2の時間は突発的な事態に対応するためにとっておく。突発的なことが起きなかったら、したいことや、しなければならないことを余分に片付ければいい。
残念ながら、突発的なことが起きることも多い。そんな時には、この2割の時間が役に立つ。
このところ、スペアの時間を採っておく8割主義のおかげで、回ることが多い日が続いている。
8割主義は偉大だと思う。
- 運び屋さん
-
2008.06.21 Saturday娘を訪問することが決まり、荷物の準備に取りかかった。といっても、親心で持っていって上げたいものと、娘が自分で注文して私に持ってきてもらいたいものとの2種類がほとんど。
私の着替えなどは必要最低限のものを間際になって用意するから、まだ、何も手をつけていない。
それらの娘へ運んでいく荷物を1か所にまとめてみた。びっくりするほど、容積がある。とりあえず、家にあった明き段ボール箱に入れてみたが、その箱から荷物があふれている。
重さがそれ程ないのは、ありがたいが・・・
念のため、航空会社の手荷物規定をチェックしたら、かなり大きな荷物2個(重量32キロまで)を預けることができ、さらに機内持ち込みは7キロまでOKとか。
重量的には十分その範囲に収まりそうだ。残る問題は荷物の入れ物。大きめの段ボールを2個使えば、なんとかなりそう。空港までは宅配便を使って送っても、スーツケースを新調するより、安上がりだし、簡単そうな気がする。
段ボール箱を使うというアイディアは以前、わが家に居候したアメリカ人達が使っていた。昨年も娘を訪ねたが、その時に空港では段ボール箱を使っている人たちをたくさん見かけた。
段ボール箱というのは、なかなか賢い運搬手段だと思う。スーツケースについて調べてみると、高いだけでなくスーツケースそのものの重さがかなりあるのだもの。
わが家にある大きめの段ボールで対応可能だといいな。