- 夏休み体験企画
-
2010.06.30 Wednesday今年も夏休みにいくつかの体験企画を行うことになった。
まずは夏休みに入ってすぐの21日にちびっ子木工体験を行う。幼稚園年長さんから、小学校3年生を対象にコリントゲーム作り。
10人限定企画なので、興味のある方は早めにご連絡を下さい。
28日には、たき火の起こし方と火の扱い方講習プラスバーベキューを行います。
火のおこし方講習の対象者は小学校5年生以上と大人なので、希望者はご連絡下さい。
見学とバーベキュー参加者も募集中です。
藍の叩き染めと小学校高学年と大人向け木工体験企画も予定しています。
詳細は決まり次第お知らせしますので、楽しみにしていて下さい。
- 学校へ行かなくとも子は育つ
-
2010.06.29 Tuesday学校へ行き渋る子、泣き泣き行く子や不登校になったこの話を聞くことも多い。
「不登校にでもなったら困る」と思うお母さんたちも多いようだが、そういう方たちが思うほど、困らないのが、現実だ。
「私も不登校でした」という人にお会いすることもふえてきた。そう言われなければ、その方が不登校だったことなど、わからない。
不登校をしても、大人になれば普通に社会生活を営める人が何人もいると言うことなのだと思う。
我が子が不登校になったり、なりかけたりすると、「この子の将来は・・・」と悲観する人が多いが、学校へ行かなくても、子どもは育つことができる。
不登校だった人が親になり、「学校へ行かなくても大丈夫だったよ」という人がふえたら、社会が変わるのではないかしら。
- 蒸し暑くてもお散歩を楽しむ
- ちびっ子たちの対応策 続編
-
2010.06.27 Sunday繰り返し、書いていることだが、人は自分の行動を自分で決めている。
だから、「○○しようね」と、言われても、その人がその気にならないと、その行動を取らない。
大人の目から見て、「ああしたら」、「こうしたら」と思うことは多々あるのだが、それを言っても、子どもたちが、その気にならなければ、そうはしない。
だからこそ、子どもたちが「どうしたい」のかを丁寧に聞いてあげることの方が大切だし、効果があるのだ。
「○○したいのね。じゃあ、どうしよう?」と、問いかけることで、子どもたちは自分で対応策を考え始める。
もちろん、一度でうまくいかないことだってある。が、そこでも、めげずに、「うまくいかなかったね。次はどうしよう?」と問いかけることで、先へ進むことができる。
こうして、子どもたちは、トラブルへの対応法を学べるのだと思う。
- ちびっ子たちのトラブル対応策
-
2010.06.27 Sundayちびっ子たちは、一緒に遊ぶのも好きだけれど、泣いたり、泣かせたりのトラブルも多い。
「そんな時には、どうしたら、いいですか?」と質問を受けた。
まずは、どんな対応をしているかを確認してみる。
案の定、よくありがちな対応をしていたみたい。
「お友だちを突き飛ばして、泣かせてしまった子に『そういうことをしてはいけない』と言い聞かせる」というもの。
これって、みんなが思うほど、効果がない。
してしまった後に注意をすると、注意をされた子は「自分が責められた」という感じを持つだけなのだ。次に同じ状況になった時、「そうしてはいけない」とは理解できずに同じことをしてしまう。
じゃあ、どうしたらいいのかというと、予防策の方がずっと効果がある。
子どもたちは何もないのに、お友だちを突き飛ばしたりはしない。お友だちを突き飛ばすには、彼らなりの理由があるのだ。
お友だちが近づいてきた時に自分のおもちゃを取られそうと思ったから、おもちゃを取られたくなくて突き飛ばすなどの行動を取る。
だから、近づいて行く子を見たら、素早く「どうしたいの?」と問いかけ、「『おもちゃがほしいなら、貸して』と言ってみようね」と言葉をかける。
そうしながら、おもちゃを持っている子には「『おもちゃを貸してほしい』のだって、どうしよう?」と声をかける。
「貸したくない」の返事があったら、「じゃあ、『貸したくない』って言ってみようか?」と、あくまでも子どもたちの気持を尊重するのがコツ。そうしてみると、子どもたちなりに考えて、なかなかよい対応ができるものだ。
「お友だちなのだから、貸してあげようね」と大人の考えを言いたくなりがちだけれど・・・
試してみると、その効果の程がわかると思うので、ぜひトライしてみて頂きたい。
この後の解説は、また明日のお楽しみ。
- 1歳児の意志表示
-
2010.06.25 Friday今日はもう一度基本に返って、人はいい気分になりたくて、自分で自分の行動を決めていることを確認した。
だから、我が子に対してでも、「ああしなさい、こうしなさい」と指示、命令を出すことは子どもがその通りに行動しないことが多いだけでなく、親子の信頼関係を損なっていくことともなる。
「我が子の個々の行動に目を奪われるのではなく、信頼関係を強化することに注意を向けてほしい」と話をした学習会が終わり、さっそく実践編ができる状況となった。
1歳を過ぎたばかりのちびっ子連れで参加した方が、「車から取り外してきたチャイルドシートを車に戻してきたいので、この子を抱いていてもらってもいいですか?」と私にお願いを始める。
ちびっ子は自分から言葉を発しないが、まわりで話をしていることはかなり理解できている。だから、すぐにお母さんの足にしがみつく。
ちびっ子を抱いて待っていることはかまわないが、ここでちびっ子に嫌な思いをさせるのは賢くない。ちびっ子なりに、お母さんの足にしがみついて、「お母さんから離れたくない」と意思表示をしているのを尊重してあげる方がちびっ子と私の信頼関係を強化できる。
なので、私がチャイルドシートを抱えて、車まで着いていくことにする。
車のところに到着し、「このチャイルドシートを車にセットする間、けいさんにだっこしてもらって」とお母さんが話すとすぐに了解し、ちびっ子はすんなりと私の方へ来る。
1歳の子だって、意志があり、それを自分なりの方法で示すことができるのだ。
- 子どもと遊ぶ
-
2010.06.24 Thursday今日は天気予報によるとお天気がよさそう。相棒と私と二人とも空いていたので、ちびっ子たちと出かけることにした。
ちびっ子6人にちびっ子ママ二人と私たち夫婦で大きな公園に行く。
遊ぶことが目的だから、子どもたちが行きたいところへ行って、やりたいことをやるのに大人はつきあう。
ちびっ子6人のうち、3人とは小さい時から、よく会っている。が、3人とはそれ程、会っていない。相棒は3人とは多分初対面のはず。
でも、子どもとのつきあいがうまい相棒は当たり前のように相手をしている。
子どもといいおつきあいをするための第1歩は、子どもから信頼されること。
「信頼関係を築く」などと書くと、むずかしそうに響くが、要するに子どもと、お友だちになるだけのこと。
この信頼関係を築くことを飛ばし、大人が見て気になることを注意し、言うことを聞かせようとするのは賢くない。大人と子どもの力関係に差がある間は、「大人の言うことを聞きなさい」が通用することもあるが、長期的には通用しなくなる。
ほんの少しの努力は必要だが、ここができているかできていないかの差は先へ行くほど大きくなる。
たとえ親子の関係であっても同じことが言えるのだが・・・
- 毎日をいい気分で過ごす
-
2010.06.23 Wednesday今日は私たちの話を初めて聞く学生さんとの学習会を行った。
人が行動を起こす仕組みや感情の仕組みなどについても、お話しした。が、感想などを聞きながら、感じたのは「『毎日をいい気分で過ごす努力をすることが必要だ』との発想がないのかな」ということ。
「我慢しなさい」「イヤでもやるべきことはやりなさい」という言葉を浴びることはあっても、「いい気分でいようね」「今、いい気分?」などの言葉を掛けられることは少ないのかもしれない。
人はいい気分でいたいから、さまざまな行動を起こしている。
嫌なことがあったら、それを友だちに「グチ」という形で話し、「あなたは悪くない、あなたの気分を悪くした相手が悪い」と言ってもらうことで、いい気分になろうとしたりするのは、よくあることだと思う。
こんな風に「人はいい気分になりたくて、行動をしている」ことを理解すると、自分で自分をいい気分にするのは、身勝手なことなどではなく、とても大切なことだとわかるのではないかしら。
他の人にやさしくしてもらう、うれしいことばをかけてもらう、そんなことでも、いい気分になれる。が、他の人がそういうことをしてくれないと、いい気分になれないということでもある。
「だったら、自分で自分をいい気分にすることをしましょう」ということ・・・
- 赤じゃが芋