- 他人の目
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2010.08.31 Tuesday他人からどう見られるかが気になる人はかなり多い気がする。
が、学習会などで、目を閉じて隣の人が着ている服について話してもらうと、ほとんど見ていないことがよくわかる。
自分が気にしているほどは人は見ていないようだ。
と、書いている私も今日の体験にはちょっとびっくりだった。
昨日の怪我で左手の薬指にはミニギプスのようなもを取り付けられ、包帯でグルグルまきにされている。本人としては指が動かせないこともあり、薬指の存在が常に気になっている。
今日は30人ほどの人が集まった会へ出かけた。何人かの知り合いもいて、個人的な会話もいくらか交わしたのだが、私の指の包帯に気づいた人は誰もいなかった。本人の私にとっては、そこそこ気になる存在の指だし、包帯を空いているから、目立つ気もするのだが・・・
まわりの人のことなど、その程度にしか見ていないということが、よくわかるおもしろい体験だった。
- 比較の対象次第
- 人生ってそんなもの
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2010.08.29 Sunday今月いっぱいでお返しすることになっている畑へ収穫に出かけた。
なかなか毎日は通えないから、行くたびにキュウリは化け物のように大きくなっている。
植えてしばらくの間はニジュウヤホシテントウにズタボロにされたナスが見事に復活を遂げ、大きな実を付けている。
環境のことを考えたら、農薬は使いたくない。「農薬を使う位なら、ナスのない夏でもいい」と放置しておいたのだった。
ピーマンもミニトマトもそこそこのでき。
明後日は畑へ行くことができないから、明日が畑へ行く最終日。
「今頃になって、いろいろな野菜がたくさん採れ始めるのもどうよ」と思うが、人生なんて、そんなものなのだろうな。
楽しめるうちに存分に楽しまなくっちゃ!
- 言い聞かせよりもよい関係
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2010.08.27 Friday
私たちは誰かに「○○しなさい」と言われたら、いつでも言われたことをするだろうか?
何回もいろいろな人に質問しているが、答えはいつも同じだ。「自分がその気になった時だけ」
私たちは自分の行動は自分で「こうしたい」と考えて決めているのだ。
だから、「どうしたら、他の人にある行動を取らせることができますか?」と考えること自体が賢くない。
では、どう考えたらいいのだろう?
「自分自身がどんな人の言うことだったら聞く気になるか」がヒントだ。理屈を教えてくれたら、納得できるだろうか。理屈よりも自分の感情が先に立つのではないだろうか。
理屈を教えてくれる人よりも自分の感情を大切にしてくれる人の方が好きになる。好きな人の言うことなら、耳を傾ける気になる。言われた通りの行動をするかどうかは別問題だが・・・
そう考えてみると、「○○しないと、こう困るから、○○しなさい」と言い聞かせることよりも、「一緒にいると楽しい、この人の話は聞く価値がある」と感じてもらうことの方が大切だとわかるのではないかしら?家族、特に親子関係になると、いい関係を作りそれを維持することの大切さよりも、今、ある行動を取らせることの方が重要に思えてしまうことが多い。
そこが大きな間違い!「我が子とうまくいかなくなってきているのは、そういうことなのね 』と納得して頂けたようだ。
- 夜のお散歩
- 子どもとつきあう実践編
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2010.08.24 Tuesday昨日は夫婦関係実践編について書いたが、今日は子どもとのつきあい実践編について。
共同購入の仲間とのバーベキューに孫たちがやってきた。
夏の疲れが出たのか、二人とも少しぼぉっとしている。
バーベキューが終わり、帰宅するために車を止めた駐車場へ向かう。私が持ち込んだ荷物がたくさんある。相棒と手分けして、荷物を持つ。駐車場までは10分ほど歩く必要がある。暑い中、がんばって歩き、ようやく車のところに到着。
荷物を積み込もうとしたら、上の孫が「私たちが持ってきた荷物を忘れた」と言い出す。
がーん。「今頃になって、そういうことを言うの」と言いたいが、言ったところで、忘れてきた荷物が飛んでくるわけもない。文句を言っても、お互いに気分が悪くなるだけで、いいことは一つもない。取りに戻るしかないのだから、黙ってひたすら歩くのみ。
「してしまったことに対し、文句を言わない」って、かなり役に立つ気がする。
- よりよい夫婦関係の築き方 実践編 昨日
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2010.08.23 Monday「よりよい対人関係の築き方」はとっても人気のテーマだ。
「お互いに食い違いがあるのが当たり前」と思っていたら、ぶつかり合うこともなく過ごせるのだけれど・・・
かく言う我が家でも「夫婦仲がいいから、食い違いはゼロ」なんてことはなく、食い違いの連続というのが実情。
昨日のお昼ご飯はおかずを買って食べることにした。二人でお店に並んでいるおかずを眺め、「コロッケとメンチを一つずつでどう?」と私が言うと相棒も「うん、いいね」
「きざみキャベツも買ってね」と言いおいて、私はお茶を買いに行った。
で、合流したら、相棒が買ってきたのはコロッケ一つ、メンチ一つ。
「えーっ、私は一人に一つずつのつもりでしたが。きざみキャベツもほしかったし・・・」
相棒は悠然と「揚げ物はもたれるから、二人で一つを分けるくらいでいいかと思った。きざみキャベツはお店の人がすすめてくれたのを、しっかり断ってきた」と言う。
「あれだけ言ったのに」と言いたくなる人も多いかもしれない。
でも、そう言ってもコロッケもメンチもきざみキャベツも出ては来ない。
文句を言えば言うほど、お互いに気分が悪くなるだけ・・・
「まあ、いいか」と二人で仲良く食べる方がお互いにいい気分でいられるのだから。
- コリントゲームの写真