- 日頃からの信頼関係がものをいう
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- ツグミさん
- 学ぶことの楽しさを感じられる仕掛け
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2011.02.26 Saturday昨日の日記では、我が子のできがよくないと言われた時の考え方を書いてみた。
が、そうは言っても「我が子に対しても何かしたい」と思うのが人情だろう。
そのためのポイントはやり方や解き方を教えることより、学ぶこと、わかることは楽しいと感じてもらうことの方が大切だと思う
昨日の例に出たのはわり算だった。式を書いて、わり算のやり方を教える前に、伸び縮みをしない紐かテープを使って、それを2等分、3等分、4等分する作業を一緒にするといい。いろいろな長さの紐を使うなどして、等分することのイメージをわかってもらうことが分数の意味を理解することにつながる。
なるほど・・・と、参加者のみなさんが頷いたところで、「幅が31cmの紙を3等分する方法を考えて下さい」と言ってみる。
10.3333cmを測るのは、ちと苦しい。さあ、どうしましょ。
図面がないと、わかりにくいかもしれない。が、文章だけでの説明をがんばってみますね。
紙の左下の角に50cmの物差しをあてる。そこは固定したまま、物差しの右側を斜めに上げていく。紙の右側の辺と斜めに上げた物差しが33cmを指したところで、物差しを止める。33cmは3できれいに割り切れるから、11cmのところへ印を付ける。
こうすると、31cmの紙を見事に3等分することができる。質問に答えて、さらなる解説も加えたのだが・・・
私たちの説明にみなさん、「おぉ」と感嘆の声。
大人だって、新しいことがわかると、こんな風にうれしいのだ。この喜びを味わえる仕掛けを作ることが大切なのですよ。
喜びを味わえる仕掛けに工夫を凝らしてくださいね。
- 親の権利
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2011.02.25 Friday今日の学習会では10日ほど前に見学してきた「学びの共同体実践校」についての報告をした。
かなりむすかしい教材に中学2年生がしっかりと取り組んでいたこと。一緒に行った人の感想で、「わが子が通っている学校の子どもたちと表情が違う。この学校の子たちの表情が柔らかい」とあったことも報告する。
公立学校には税金を私立の学校には授業料を払っているのだから、我が子にもこういう教え方をしてほしい、こう接してほしいと要求する権利を持っているのだと思う。
というようなことを話したら、「お宅のお子さんは算数がわかっていないようなので、どこでつまずいているかを確認して、おうちでみてあげてください」と言われたとの声があがった。「どうしてわからないのかもわからず、最後は子どもを泣かしてしまい、『ああ、これではますます算数が嫌いになってしまう』と思いました」だって。
同じような話をあっちでもこっちでも聞く。が、まず、ここで親がするべきことは先生と話し合うことだと思う。わかるように教えるのは、先生の仕事であって、親の仕事ではない。先生に言われるがままに、我が子に教えようとして失敗し、あげくは塾へ送り込むのは、やめてほしい。
なぜ、先生が我が子に分かるように教えてくれないのかを穏やかに話し合うべきだと思う。「時間が足りなくて」という言い訳の好きな先生も多い。が、そう言われたら、せめて、「教え方を教えてください」と要求するべきだと思う。
教えることのプロである教師が教え方の説明も抜きで「お母さん、おうちでみてあげてください」と簡単に言ってのけることのおかしさに気づく人がふえますように。
- 気配りのできる人たち
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2011.02.23 Wednesdayボランティア的なお仕事を受けて2年ほどになる。
どの方もそんなことを引き受けるだけあって、とてもすてきな方ばかり。
会が始まる頃、役員の方から「これを自治会長さんにお届け下さい」と届け物をお預かりする。会が終了する時にまたまた「お手数ですが、よろしくお願いします」には、本当に頭が下がる。
そしてまた別の人とのエピソード。
先日、私がやっている企画の案内を配らせて頂いた。「その日は行けるから行くね」と言ってくださった。が、当日は見えなかったので、用でもできたのだろうと思っていた。
今日、その方から「かくかくしかじかで、行きそびれてしまいました。『行く』と約束していたのに、約束を破ってしまって、ごめんなさい」と丁重なご挨拶を頂いた。
律儀なご挨拶に、こちらの方が恐縮です。
またまた別のエピソードです。
かなり前、広報委員の方から簡単な原稿書きを依頼された。「簡単な文章でよければ」とお受けして、書いたものをお渡しした。できのよいものではないのは本人が百も承知。が、一応、採用して頂き、印刷物として配布されることとなった。
「お役に立てたのかしら」と思う私のところへ、広報委員さんが丁重なお礼を言いに来て下さった。
気配りのできるすてきな方たちに恵まれ、幸せです。
- PCどうしよ?
- 旅の楽しみ
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2011.02.21 Monday長い間、ペットがいる暮らしを楽しんできた。が、1か月ほど前に最後のペットが旅立った。
ペットのいる暮らしは楽しかった。が、旅行があまりできなかった。
しばらくは旅行を楽しむ暮らしをするつもり。
今年の最大の目標はアメリカの娘を夫婦二人で訪問すること。「行きたいね」と言いながら、まだ何の準備もしていない。
うかうかしていると、次々と予定が入ってきそうだ。
行くなら、とりあえず日程を決め、予定を入れないようにしないと・・・
手帳をにらむと、ここなら二人とも、あまり無理をしないで時間がとれそうというところがある。
日程を決めて、「どこへ何しに行く」も考え始めようかな。
カナダへのお誘いもあるし・・・
旅そのものも楽しいが、旅に出る前のプランニングもまた楽しいのだよね。
- さがしてみるもの 「馬頭琴」
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2011.02.20 Sunday先日から、「スーホの白い馬」について、一緒に教科書を読んだりしていた。今日、我が家にやってきた子も同じ教科書を使っているのだって。
今の小学校2年生にとって、「スーホの白い馬」に出てくる情景やら馬頭琴はなじみがなく、わかりにくい気がする。
どの位の説明をしてもらっているのかなぁ。
その子が帰ってから思いついて、「馬頭琴」でネット検索してみた。
さすがだ。YOU Tubeで画像やら音やらが出てくる。
馬頭琴はこんな楽器。
http://www.youtube.com/watch?v=X1TpYL88nJ4&feature=related
そして馬頭琴の音楽を背景にモンゴルの大草原を走る馬たち。
http://www.youtube.com/watch?v=6XAQQzBJ2EY&feature=related
いながらにして、こんなことが瞬時にわかるって、ありがたいね。
- ひろっちゃお