- リフォームは楽しい
- 仲良しになる その2
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2011.10.29 Saturday子どもたちも○○さんの耳が聞こえないということが、わかってきて、ホワイトボードを使って、いろいろな説明をしてくれるようになる。「これはプールです。水が濁っています」は見ればわかるから説明は不用な気もするが、そんなことまで一生懸命、説明している。
でも、○○さんも好奇心が旺盛でコミュニケーションを取ることが大好きな方だから、「何年生からプールを使うの?」「どの位の距離を泳げる?」と質問が続く。
と、子どもたちもそれに答えたい思いで、ホワイトボードにペンを走らせる。「仲良くなったこの人とコミュニケーションしたい」の気持ちがあると、筆談の煩わしさなど感じなくなる。
「たまたま仲良しになった人は耳が不自由なので、手間がかかる筆談をしてでもコミュニケーションしたい」という気持ちになるのを見ることができ、とてもいい気分。
こういう仕掛けを考え、実行できるグループに大きな拍手を送りたい!
- 仲良しになる その1
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2011.10.28 Friday今日は福祉体験プログラムのまち探検に参加してきた。
さまざまな障がいのある方と子どもたちと一緒に行動するプログラムの最終日だ。
「まち探検」と称して、子どもたちにとって身近な場所を障がいがある方と一緒に歩くことで、見慣れた場所も違って見えることを期待しての企画でもある。
今日、ご一緒するのは耳の不自由な方。公民館を出発して学校へ行き、校庭などを見せてもらう。歩き始めて、すぐにスタッフの方が自転車で様子を見に来られる。いいチャンスなので、自転車のベルを鳴らしてもらう。「○○さんはこの自転車のベルも聞こえないの」と説明する。
前回、おしゃべりタイムを一緒に過ごしたにもかかわらず、子どもたちは音が聞こえないことにびっくり。他の人からも「車の音も聞こえないのよ」と言われ、自分たちが守ってあげなくてはという気になったみたい。
腕につかまって誘導してくれる。
なかなかいい感じの光景なので、写真をぱちり。
- 大人の理屈よりも大人の知恵
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2011.10.27 Thursday今日は共同購入の仲間から頼まれて、ちびっ子の託児に出かけた。
3,4才の子、6人のお相手だ。4才の男の子2人はピストルを持って、走り回りたがる。その相手をして、こっちも結構ハードに動く。
女の子はおとなしく絵本を読んでほしがる。
走り回りたい男の子たちと絵本を読んでほしい女の子、双方の相手をなんとかこなす。
本日の私のお役目は、お母さんたちが調理室で料理をしている間、子どもたちを預かって、楽しく過ごしてもらうこと。
だから、原則的には子どもたちが好きなことをできるよう、気を配るようにすればいい。
子どもたちはそれぞれに好きなことをしていた。が、、みんなが絵本を読んでほしいとのことで、私のまわりに丸くすわって絵本を読むことにした。
と、4才の男の子と3才の女の子がお互いに押し合い始める。「どうしたの?」と聞くと、どちらも相手が先に自分のことを押したから、押し返しているとのこと。
大人の判断では「押し合うのをやめて、おとなしく絵本を読むのを聞きなさい」と言いたくなる。
が、ちびっ子たちに大人の判断を説明してわからせるのは、大人が思うほど簡単ではない。
と、考えた私は、その前にも絵本を読むたびに私にもたれかかっていた3才の女の子を「こっちへおいで」と膝の上に抱き上げた。こうすることで、押し合っていた男の子とさりげなく引き離し、一件落着。
ちびっ子とつきあうには、大人の判断を押しつけるより、大人の知恵を働かせる方がうまくいくの巻でした。
- 人災は選択の連続
- 齟齬があってもめげずに前進
- 価値観が表れる時
- 大変な時にこそほほえみを
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2011.10.21 Fridayある会合でお会いする方の表情がとても気になる。人は笑うと口角が上がるのだが、その方は逆に広角が下がっていて、いわゆるへの字形になっているのだ。
個人的なおつきあいがないから、どんな生活をされているかは不明。でも、毎日をいい気分で過ごせていないのではないかしらと、気になってしまう。
相棒は口角をきっちり上げるスマイルがとってもうまい。
私はあまりうまくないから、時々、鏡を見ながら練習をする。ついでに、への字の方のまねもしてみる。自分で鏡を見ても、にっこりスマイルはいい感じ。への字は見た目も感じが悪いし、気分もよくない。
ということは、いろいろなことが大変な時こそ、意識的ににっこりすると、自分も気分がよくなり、まわりにも好印象を与えることができるのだと思う。やる気が出たり、助けてもらえることもふえるのではないかしら。
大変な時にほほえみを浮かべるのは簡単ではないと思う。でも、がんばって、ほほえむだけの価値はあるはず・・・
長い人生を生きていれば、思いがけないこと、大変なこともたくさんあると思う。でも、「生きているだけでありがたい」と考えられたら、ほほえむこともできるのでは・・・
命があるおかげで、これからも続く人生を上手に生きるために、ほほえみを浮かべる努力をしてみてくださいね。
- 福島の応援団