- いつかきっと
-
2011.12.31 Saturday友人から美しくも悲しい本を頂いた。
忘れることのできない大震災があった2011年の最後の日記はこの本の紹介にしたい。
日本でもっとも美しい村の一つである飯舘村。この村は平成の大合併の時にも合併しないことを選び、独自のやり方で村おこしをがんばってきた。
「までい」とは古語の「真手」が語源で、転じて、「心を込めて」とか「丁寧に」の意味があるのだそう。
村でとれた農産物を加工して食べるムラの人たちにとっては当たり前の生活が都会の人にとっては、あこがれのスローフードだったりする。
そのことに気づいてからは、「までい」を合い言葉に村の魅力を積極的に発信し始める。
小さな村だからこそ、できること、したいことを次々に実現してきているすばらしさ。小学生を北海道や沖縄へ、農家の若妻たちをヨーロッパへと大きな世界、新しい世界へふれてもらう試みも大きな成果を上げている。
そして、それを1冊の本にまとめ、出版する直前に大震災とそれに続く原発の事故が起き、折角のほんの中表紙に「ここには2011年3月11日午後2時46分以前の美しい飯舘村の姿があります」と書くことになる。
自然エネルギーを使うことを推進していた美しい村をこうしたことで離れなくてはならない人たちの悲しみはいかばかりかと思う。
でも、ここまでのことができた村だから、いつかきっと輝く笑顔であふれる日が来ることを信じたい。
- 仲間がいっぱい
-
2011.12.30 Friday用がない日は目覚ましなど使わず、好きな時に起きるという幸せな日々を送っている。
そんな私たちだが、今日は二人そろって、割と早くに起きることができた。
朝ご飯を食べながら、相棒が「お天気もいいし、せっかく早くに起きたから、久しぶりに山に行こう」と言い出す。そういう話にはすぐ乗る私。
お天気がいいから、お洗濯だけはしっかりして、手早くお昼ご飯を用意する。
我が家の奥にある県民の森へ着くと、同じことを考える仲間がたくさんいるらしく、車がいっぱい。何とか、隙間に駐車して、歩き始める。
空気は冷たいが、風がないので、あまり寒くない。
頂上に近づくと富士山が見事だ。
富士山の横には雪をいただいた南アルプスが見える。これは冬の山歩きの楽しみの一つだ。写真に撮ると、なんだかわからない程度にしか見えないから、写真はパス。
時間があるから、次の山との間まで歩き、そこから下ることにする。
しばらく歩くと、北側の斜面にはほんの少しだが、雪が残っている。
下から見てもうっすらつもっている日があったものね。
- たくさんのたくさんのことがあった2011年を振り返る その2
-
2011.12.29 Thursday今年もまた、たくさんのすてきな出会いに恵まれた。新しく出会った方たち一人一人の笑顔が今もくっきりと浮かぶ。そして、その出会いが新たな出会いにつながることになりそうで、2012年もとても楽しみです。
一方で、ついつい連絡を怠りがちだった古い友人とも連絡を取り、旧交を暖めることができたのも、うれしかった。
2011年のキーワードの一つが「絆」だけれど、出会いとつながりって、本当に大切だと思う。
絆を大切にして日々を過ごすことができるのも、私や私の家族が健康で無事でいられることのおかげ・・・
一日一日を生き抜くことができることだけでもありがたいのに、すてきな出会い、健康や無事に恵まれたことは本当にありがたいと思う。
- たくさんのたくさんのことがあった2011年を振り返る その1
-
2011.12.28 Wednesdayたくさんのたくさんのことがあった2011年だが、よかったことだけを思い出してみたい。
夫婦そろって、娘夫婦がいるアメリカへの旅行を楽しめた。カナダへもちょこっとだけ行き、楽しかったな。
結婚と同時に義父から譲り受けた古い古いシンガーの足踏みミシンが復活。かなり前に動かなくなり、修理を試みたけれど、あちこちで断られてしまい、もう使えないと諦めていたのだった。
が、ふと思いついて、シンガーミシンの本社に連絡をしてみた。「申し訳ありませんが、当社では修理できません」にも、めげずに「修理してもらえるところは他にありませんか?」と、もう一押ししてみた。
あまり期待せずに言った一言が当たり、修理してくれる人を紹介してもらった。
そこへ連絡を取り、無事に修理してもらうことができた。
私よりもずっと若い方のようだから、私が元気な間はずっと修理をお願いできそうで、うれしい。
ミシンが復活したおかげで、着物のリフォームも楽しめた・・・
- 道は開ける
- 刀削麺
-
2011.12.26 Monday昨日は午後から会合に出た後、夕食を食べに中華街へ足を運んだ。
お目当ては刀削麺。ずいぶん昔に麺類の歴史やらなにやらについての本を読んで以来、気になっていた麺だ。ぐらぐらとお湯が沸いている鍋に種を削って飛ばし入れるのだそう。
行く前にもう一度調べてみると、本場の中国では酸味のあるトマト味のスープで食べたり、肉みそであえたりすることが多いのだとか。同じような厚みで削るのはかなりの技術が必要とかで、この麺を作るはロボットも開発されているなどなど・・・
お店に入ってみると、作業がよく見えそうないい席が空いている。
蒲鉾板を大きくしたような板の上に種をのせて、包丁で削っているが、とても素早くて、うまく写真が撮れない。
飛んでいった先の大鍋はこんな感じ。
できた麺はラーメンと言うよりはうどんっぽい食感だった。
私が感心しながら写真を撮っていたのがわかっていたらしく、食べ終わると、にこにこしながら、「アリガトゴザイマシタ」と声をかけてくれた。
- フィンランドからのクリスマスカード
- 着物からコートへ
-
2011.12.24 Saturday少し前にリサイクルショップで買ってきた着物をリフォームしてチョッキとスカートを作った。
それほどのスキルがないから、ずいぶんと苦労したが、なんとか完成。
時間はかかったけれど、500円で買った着物で、裏も表もシルクの服ができたのは、なかなかいい気分だ。
が、このところ、寒くなってきたら、このチョッキとスカートに合うコートがほしくなってきた。
同じリサイクルショップへ着物を買いに行って、材料を調達するのがいいかな。
で、行ってみると、高い着物ばかり・・・
「うーん」と、うなっていたら、相棒が「外に安い着物があるよ」と教えてくれる。
やった、前回の500円よりさらに安い420円の着物がいくつもある。
気に入った着物があったので、買うことにする。
自慢じゃないが、コートを縫ったことなどない。「420円の材料なら、失敗しても惜しくはない」と割り切ってチャレンジしてみるつもり。
チャレンジ結果の報告を楽しみにお待ちくださいね。
- 視点が違うと
-
2011.12.23 Fridayツィッターが2011年の五大ニュースを選んだのだそう。
http://www.cnn.co.jp/tech/30004844.html
世界というか、アメリカ人の視点から見た五大ニュースって、こういう感じなのかと思う。
私にとっては、そういう事件が起きたこともよくわかっていなかったニュースも入っているし・・・
3月11日の大震災とその後の原発の事故については、1週間ほどの間。世界中のニュースになっていたと思うのだけれど・・・
- ないものはない
-
2011.12.22 Thursday相棒が携帯電話をなくしたらしい。
わたしの携帯電話で呼び出して、さがそうと試みるが、反応がない。
家の中、車の中、思いつくところをさがすが、見つからない。
次は昨日、立ち寄ったところもチェック。それでも見つからない。
うーん、どこへ落としてしまったのだろう。
でも、「ないものはない」とあっさり諦める。文句を言ったり、くよくよしたりなどしないのだ。感情に振り回されることと無縁の暮らしを手に入れられた恩恵はこういうところにもあり、ありがたい。
とりあえず、紛失した携帯電話を使えないように手続きをする。
しばらく待っても出てこなかったら、新しいのを買うしかないかなぁ。ということで、相棒は早くも新しい携帯電話のリサーチを始めたみたい。
どんどん新しい機能がふえているだろうから、それはそれで楽しみかも・・・