- 30年ぶりの再会
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2012.02.29 Wednesday遠野に近い花巻に古い友人が住んでいる。
長いこと年賀状の交換だけだったが、すぐ近くへ行くのだから、ご挨拶をしておきたい。で、簡単な手紙を送ってみた。 と、さっそく、向こうから連絡をしてくれ、なんと花巻空港まで迎えに来てくれるとのこと。
花巻空港で降りる人は少ないこともあり、長い間会っていなかったのに、簡単に再会をする。
そして、遠野まで車で送ってくれるというありがたい言葉に素直に甘えることにした。
道中、積もる話をたくさんする。卒業以来のいろいろ、今回の震災のことなどなど。1時間があっという間に過ぎる。
一緒に遠野まごころネットの入り繰りあたりをのぞいてみる。
「すごい、こんなにたくさんの人がボランティアに来てくれているんだ」と、とてもうれしそうにあちこち眺めていた。
せっかく送ってくれた友人にも日ごろなかなか触れることのないボランティアの拠点の様子などを見てもらうこともできて、遠野での初日はなかなかいい感じでスタートしたのだった。
- 親切な人ばかり
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2012.02.27 Mondayここ浦河町の方は親切な方ばかり。
昨日も図書館へ行こうとして、車を駐車場にとめたところ、話しかけられた。「車の後輪がパンクしていますよ」と教えてくれた。
図書館へと向かいかけた時に、車にごつごつと衝撃があった。どうやら、その時にパンクをしたようだ。
さっそく修理に向かう。日曜日で工場は締まっているから、その工場の向かいにあるガソリンスタンドで修理をお願いする。
ついでに、図々しくもパソコンを広げさせてもらう。修理を待つ間に、メールチェックなどを済ませてしまおうと考えたのだ。
修理を終わった後も「どうぞ、ごゆっくり」と声をかけてくれる。
さすがに、修理が終わった後までいるのは申し訳なく、ガソリンスタンドを後にしたのだけれど・・・
今朝も私たちがのんびりしている間に、大家さんがしっかり雪かきを済ませてくれていた。
ありがたいことです。
- 雪上ホーストレッキング
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2012.02.26 Sunday少し馬の操作法がわかったところで、今日は雪上トレッキングへチャレンジ。
今日のお馬さんはサラブレッドではなく、小さめのお馬さん。私はちびだから、小さい馬の方が乗る時が楽。乗ってしまえば、あまり変わらないのだけれど・・・
小さな馬場の中をぐるぐる回って、少し練習した後、トレッキングへ出発。
空気は冷たいが、晴れていて風がないから、気持ちがいい。雲が切れるにつれ、見事な日高連峰が姿をあらわす。新雪が積もった後に、これだけきれいに晴れることは珍しいのだって。
進んでいくと、雪の上に動物たちの足跡がある。あれはキツネ、これはウサギ、こっちはシカと、それぞれ、足跡が違うのがわかる。写真を撮れなかったのは残念だけれど・・・
当たり前のことながら、雪が深くなると、お馬さんの足取りも少し遅くなる。車と同じで、雪の抵抗があるのが感じられるのだ。
道路へ出ると、除雪されているため、蹄が路面を蹴るパカパカという音がする。そして、車と馬が行き会うと馬優先となるところがおもしろい。馬が通り過ぎるまで、車は止まって待っていてくれる。馬の上から、止まってくれたドライバーに手を振ってご挨拶をする。
雪が降る前はあちこち凍ってしまって、馬が歩ける状況ではなかったとのこと。
適度に雪が降ってくれた後に乗ることができた私たちはとってもラッキーだったらしい。
- お掃除道具
- 初雪道走行
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2012.02.24 Friday雪はほとんどないはずの浦河町で昨日の午後からかなりの雪が降り始めた。
今朝は車が雪だるまになっていた。
大家さんは朝の6時過ぎころから、雪かきをしている。
私たちも自分たちの車の通るあたりを中心に雪かき。
午前中の目的地までは相棒が運転をした。が、お昼頃、路面状況がかなり良くなったところで、私も雪道運転にチャレンジ。
通行量も少ないから、そろりそろりと運転してみると、何とかいけるぞ。場所によっては微妙に滑りながら動いているのがわかるが、急ハンドル、急ブレーキをかけなければ大丈夫そう。
何とか運転して駐車場に到着したら、途端に雪が深くなり、雪の抵抗がすごい。アクセルの踏み加減がよくわからないが、これも慣れなのかな・・・
- 「心が楽になる生活術」イン北海道
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2012.02.23 Thursday
ひょんなことからお話がまとまり、北海道の浦河町なるところで介護関係の方たち向けにお話をさせて頂くこととなった。
「冬の北海道」ということで、それなりの覚悟をしてやってきたのだけれど、思っていたよりも雪が少なかった。浦河が近づくにつれ、雪が減っていったのだった。
開始前に外を見ていると、みなさん、冬の運転に慣れていると見え、完全に凍結しているところへ車を平気でとめている。すごいなぁ。
本日のお話の中身は今まであちこちでお話ししていることとほぼ重複するが、そこそこ喜んで頂けたようだ。
「ワンウェイではない研修はいいですね」とのコメントも頂けた。
ひょんなことから出た話とはいえ、はるばる北海道までやって来て、お話をさせて頂けるなんて、なんだかすごい。
- 今日もお別れ
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2012.02.21 Tuesdayすぐ近所にいる友人にもなかなか連絡ができずにいた。今日になってようやく、友人宅に寄ってみた。
近くということもあり、電話もかけずに行ったため、友人は留守で、会えなかった。メモをポストに入れてきたところ、すぐに電話をかけてくれ、お互いにご無沙汰を詫び合う。そして、今晩、我が家へ来てくれることになった。
半年ぶり位の再会かな。が、顔を合わせれば、会わなかった間の時間は一気に縮まり、昨日別れたばかりのように話が弾む。
今まで、ゆっくり話をする機会がなかったけれど、友人も今回の東北の震災や福島の原発のことで、とても心を痛めていたことなどなど、たくさんのことを話した。
今日もうれしいお別れ会ができ、感謝です。
- 空飛ぶナース その2
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2012.02.19 Sunday私もかなりタフな方だが、この空飛ぶナースのタフさぶりには脱帽です。
日本と外国の間を1泊するかしないかで往復するというのは、時差もあるため、身体にはかなりきつい。
ただ往復するだけでも十分きついのに、行きか帰りのどちらかの機内では患者さんのお世話をし続けるというのだから、すご過ぎる。
観光としての外国旅行でも、予期せぬハプニングが起きたりする。
患者さんを抱えている時にハプニングが起きれば、大変さはさらに増すと思う。が、それを何とかクリアしてしまうエピソードがいくつも紹介されていて、とてもおもしろい。
「病人のエスコートをお願いするだけでも申し訳ないから、荷物は自分が運びます」と息子さんが事前に荷物を引き取りに来てくれたはいいけれど、患者さんのパスポートが見つからない。とりあえず、空港まで行き、空港からあちこちへ電話をかけまくって、パスポートをさがしてもらう。ようやく見つかったパスポートを空港まで届けてもらい、何とか日本へ帰国できたなどなど。
かと思うと、一往復を済ませてすぐに、また外国へ飛ぶこともある。
読んでいて爽快なのは、そういう大変に見えることを喜びつつやっているところなのだと思う。
- 空飛ぶナース その1
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2012.02.18 Saturdayタイトルに惹かれて手に取ったが、予期していた以上におもしろい本だった。
著者はインターナショナルクリニックに勤めながら、日本から外国へ外国から日本へ患者さんを移送する時のエスコートナースという仕事もしている。日本の病院から空港へそして飛行機の中では眠らずに患者さんのお世話をし、着いた空港から向こうの病院まで送り届けるのがエスコートナースの仕事。
そういう仕事をするようになったのは、六本木にあるインターナショナルクリニックで働くようになってからのこと。
「インターナショナルクリニックで働いてみたい」と考える著者は好奇心が強い。当然のことながら、英語にも興味があるが、それほどの英語力はなかったという。わかりやすく言うと、100点満点のテストなら30点か40点程度だったそう。
でも、その位の軽さで仕事をしてみようと思うナースも「そのうちに慣れるよ」と簡単に採用するドクターもいいね。
仕事を始めると、言葉だけでなく文化の壁だってあり、「ここは本当に日本なの?」と、いうようなことが次々と展開する。
さまざまな人種、文化の人がクリニックにやってくるから、イスラム教徒は診察室の中でお祈りを始めたりする。そもそも、イスラムの人たちの名前を読むのだって、楽ではない。でも、それを一つずつ楽しみながら、乗り越えていくところがすごいと思う。
このインターナショナルクリニックでの仕事だけだって、十分におもしろい。が、エスコートナースの仕事についても、とても読みごたえがあった。
続きは明日のお楽しみ。
- 相棒は活動開始
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2012.02.17 Friday相棒は昨日から活動を開始した。
昨日と今日、それぞれいろいろなことをしたようだ。忙しい中で、何とかブログのアップをがんばってもいる。
「ひげのカウンセラー東北日記」というタイトルです。興味がある人は読んでみてください。
それにしてもこの寒さの中でボランティアの数が日ごとにふえているのだそう。冬になって少なくなっていると聞いてはいたけれど、3.11が近づいているからだろうか。
相棒からの連絡によると、私が寝る場所もようやく確保できるかどうかというほどに人が多いらしい。
気になるので、私なりに調べてみると、近くの別のボランティアの拠点にも60人ほどの人が泊まっているとか。
私のまわりの人たちは冬の東北へ向かうとい言うと「大変そう、寒いでしょうから、身体に気をつけて」と言ってくれる。
寒さなどの条件は厳しいだろうけれど、やりがいも感じられることを期待したいな。
相棒も元気に活動をしているようだし・・・
思っていたよりもたくさんの人がボランティアとして東北入りしているようで、心強い気がする。
新しい土地で頑張っているたくさんの人たちに会う日が楽しみだ。