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歴史を知る
  小旅行の初日に島の歴史博物館へ寄ってみた。

 思いがけないことに、たくさんの日本人が移民してきた歴史があるのだとか。それに関する展示品などもあった。

 島には今でも大きな杉の木がたくさん生えているが、これらを切り出すことが大きな産業だったらしい。機会がない時代には、ものすごい重労働ではあっただろう。が、働けば働いただけの見返りを得ることもできたのだろう。

 日本人だけでなく、フィリピン人の移民もいて、みんなで仲良く重労働をしていたのだと思う。

 が、第2次大戦が始まり、日本が真珠湾を攻撃した時点から状況が変わった。

 日本人とその子どもたちは強制収容所へ送られる。わずかな身の回り品だけを持つことだけが許されるという状況だ。

 強制収容所の中では、ほとんどプライバシーもない。そういうなかで、2世である子どもたちは志願してアメリカ兵として、戦争に出ていく。

 歴史的事実として知ってはいたことだが、たくさんの写真や資料とともに説明されると、生々しい出来事として迫ってくる。

 私たち頼が展示品を見終わる頃、私たちよりも先に見終わったアメリカ人のグループがいた。

 その人たちに係の人が「DVDを見ますか」と。声をかけ、DVDを再生し始めた。

 せっかくだから、私たちも一緒に見せてもらった。が、この日本人の移民の強制収容所での苦労などの説明の後、レーガン大統領が「強制収容所に送ったのは悪かった」と認めるところで終わった。

 アメリカ人だけでなく、日本人もたくさんの過ちを犯してきていると思う。

 が、そうした過去の過ちについての展示や説明などをどれ位しているだろうか・・・

 
 
author:けい, category:アメリカ日記, 12:46
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篭などを作る技術
  今日は早起きをして、博物館へ出かけた。

 1万年ほども前から、この地に住んでいるネイティブ・アメリカンの人たちの文化を伝える博物館だ。

 籠作りの技術が優れていることでも有名だったらしい。説明を読むと、なんと液体を入れて運ぶこともできたのだというから、すごい。材料は杉の根などを使ったとのことだが、これを同じ幅の滑らかなひも状にすることだって、かなりの技術が必要だったのではないだろうか。

 篭としての完成度の高さだけでなく、美しい装飾を加えてあるのもすごい。

 不器用ながら、いろいろな物作りにチャレンジしてみる私としては、感心するばかりだ。
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author:けい, category:アメリカ日記, 11:57
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歩け歩けの休日
 日頃から歩くことが好きな私たち。

 今回はまた、特別よく歩いたな.

 昨日、バスを降りてから、インフォメーションセンターにより、地図をもらう。宿の近くへ行くバスは朝晩しか動いてないらしい。バスが動く時間まで、街をぶらぶらしようか、どうしよう。

 念のため、インフォメーションセンターの人に質問をしてみる。「歩いていけますか、距離はどのくらい?」
 「無理、無理、とんでもない、バスを待つか、タクシーにしなさい」とのこと。

 うーん、ランチを食べながら、どうするかを考えよう。

 もらってきた地図を広げてみるが、縮尺が表示されていない。どの位の距離を歩くのかの見当もつかないと、いきなり歩き始めるには勇気がいるな。

 地図をつくづく眺めていると、島についての説明があった。南北に細長い島だが、この長さが15キロとのこと。それをもとに考えると、私たちの足なら十分歩ける距離に見える。

 20分ほど歩いたところで、「そうそう、先ほどのインフォメーションセンターの近くに博物館があったのよね。どうする、今から戻って、見に行く」と相棒に言う。「せっかくだから、行ってみよう」ということで、せっかく上った坂道を降りて、博物館へ行った。なかなか見ごたえがあったが、これについてはまたのお楽しみ。

 博物館からまたまた宿を目指して歩き始める。

 全部で1時間半も歩いただろうか。
 宿はベッドアンドブレックファストだったので、夕食のために。またまた外へ出る。これも往復で30分程は歩いたかな。

 そして今日も宿の周辺の緑を楽しみにあちこち、たっぷり歩いた。

 気温もそこそこで、とても気持ちのいい2日間だった。
  

 

 
 
author:けい, category:アメリカ日記, 11:57
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小旅行
  娘宅からの小旅行に出かけてきた。

 お茶だけ飲んで、朝ご飯を食べずに出発。

 乗り込んだフェリーの中で、簡単に朝ご飯を食べる。クラムチャウダーとサンドイッチ。
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 これで2人分。アメリカ人には1人分かもしれないけれど・・・

 適当に選んでもらったベッド&ブレックファストの宿は農場だった。

 入り口でラマがお出迎えしてくれた。
 
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author:けい, category:アメリカ日記, 14:20
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いろいろな国のグルグル巻き
  昨日の夕食は手巻き寿司だった。

 娘夫婦は菜食主義なので、マグロなどの動物質はすべてパスし、野菜と豆腐を用意する。

 セロリの葉を醤油炒めにしたもの、セロリの茎を味噌味にしたもの、水切り豆腐をエスニック風味にしたもの、ゆかりなどなど。

 海苔の上にご飯をおき、それぞれ好きな具をのせて、ぐるぐる巻いて、ぱくり。 

 今日の夕食はメキシコ風、

 厚手のクレープ状の上に「好きなものをのせて、ぐるぐる巻いて食べる」までは昨日と同じだ。

 のせる具がメキシカンというところが違う。

 メキシカンの具は豆を煮たり炒めたりしたもの。

 これに粉チーズやタバスコを好みでふりかけ、クレープ状のトルティーヤでぐるぐる。

 生春巻きもそうだが、好みの具をのせて、グルグル巻いて食べるのは、どれもおいしい気がする。
 
 
 

 
author:けい, category:アメリカ日記, 13:56
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うらやましい不用品の処分方法
 アメリカと日本とではそれぞれに文化や習慣が違う。

 私にとって、よいと感じられるところもいろいろだ。

 が、アメリカでは不用品の処分がしやすく見える。

 ヤードセールやガレージセールといって、自分の庭やガレージで不用品を売ることができる。

 日本でもやってはいけないことはないだろうが、文化として定着していないから、たくさんの買い手が来てくれることは期待できないかも・・・

 「ご自由にお持ちください」の札を付けて、道端に置いておく手もある。

 ガレージセールにしても不用品を寄付してもらっていろいろなところへ寄付するための施設でも、使いかけの毛糸などが売られているのも面白い。

 糸巻きにかすかに残った糸をひとまとめにしたものだって、それでもいい、ほしいと思う人が買えばいいとの考えなのだろう。

 町のあちこちに不要になった本や衣類を入れるボックスが置いてあったりもする。
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 我が家にある今は不要になった品々をごみとして捨てるには忍びないが、なかなかうまく処分できない私にはうらやましい世界である。
 
author:けい, category:アメリカ日記, 13:09
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小旅行の計画
  時間がある時にはお散歩を楽しんでいるが、一度位は小旅行もいいかもとなって、計画を立て始めた。

 オルカというシャチを見ることができる島への格安ツアーがあるとのこと。「それはいいね」となって、問い合わせをしてもらった。が、安いからか、売り切れてしまったらしい。

 では、どうしよう?

 旅は実際に行くのもだけれど、計画することも楽しい。

 シアトルから35分ほどで行くことができる島に行こうかな。調べていくと、その島からもう少し先の半島へ渡ることができ、それがおもしろそう・・・

 が、ここから直接フェリーで行く方が簡単のようだ。

 などなど、調べていくと、いろいろわかっておもしろい。

 簡単に行けるところ、田舎っぽいところという程度のいい加減さで調べ始めたのだけれど、シアトルという街の名前のもととなった酋長やその部族に関する博物館へも行くことができそうだ。
author:けい, category:アメリカ日記, 12:40
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夏至だからというわけでもないが
  こちらでは今日が夏至。

 緯度が高いこともあり、夜の10時近くまで明るい。

 だからということでもないが、今日は片道5キロ、往復で10キロの長お散歩をした。

 一応の目的地はいつもは車で連れて行ってもらうスーパー。ざっとお買い物をした後は、あちこち、気になるお店などに寄りながら、のんびりと戻ってくる。

 本屋さんの店頭ではディスカウントの品が並んでいる。本だけでなく、子ども向け学習用ゲームのようなものもあり、ちょっとほしかったかな・・・

 「fruits vegetable」と表示してあるお店には、ちょっとくたびれた里芋があった。みごとな米なすもあったけれど、日本人向けのお店ではなさそう。

 お昼近くなったので、教えてもらったギリシャ料理のカフェなるところで、軽くお昼ご飯を食べてみた。

 アメリカの食事は一人分の量が多いことがあるので、ピタパンのサンドイッチを1つとスープを1つを注文してみる。

 二人のお昼にはちょうどいい分量だった。味の方もばっちり。

 ピタパンにはフライドポテト、角切りの豚肉、トマト、紫玉ねぎをサワークリームであえたものがはさんであった。

 スープは米と鶏をやわらかく煮て少しすっぱめの味付けをしてあった。ほのかな酸味がなかなか新鮮な感じ。

 
author:けい, category:アメリカ日記, 12:01
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リゾーニのサラダ
 今晩はサーモンバーガーにリゾーニのサラダを添えたものを食べた。

 リゾーニとは米粒状のパスタのこと。見た目が米粒そっくりなので、変わった種類の米かと思ってしまった。

 娘が作ってくれたが、とりどりの野菜が入っていて、とてもカラフルだ。刻んだクランベリーのほのかな甘みがいい感じ。

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author:けい, category:アメリカ日記, 12:44
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一重のバラ
  6月に入ったら、あちこちで見事なバラが咲き始めた。

 とりどりのバラを眺めるのも、この頃のお散歩の楽しみの一つだ。

 こんな一重のバラもまた美しい。
author:けい, category:-, 12:32
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