- 今年最後のプレゼント
-
2012.12.31 Mondayたくさんのたくさんのことがあった2012年もあと少し。
いろいろなところへ行って、いろいろな人に会って、たくさんのたくさんの経験をしたなぁ。
あっちでもこっちでもたくさんの人にお世話になりました。
たくさんの人から、有形無形のたくさんのプレゼントも頂いた。
そして2012年最後の今日、古い友人からのクリスマスカードが届いた。
ここ数年はお互いにやりとりもしなくなっていたから、本当に久しぶりの連絡だ。
「来年にはもっとしっかり手紙を書くね」と添え書きがしてある。連絡を取らなくなってから、こちらの家族にもいろいろな変化があったから、こちらからも手紙を書いてみようかな。
「ご無沙汰している人たちに連絡をしてみるのもいいなぁ」なんていうことにも気づかせてくれたすてきな出来事だった。
- 凍結防止策
-
2012.12.30 Sunday昨日、洗濯機を使おうとしたら、凍結していた。
凍結防止用に巻いてある断熱テープの中まで凍っていた。解凍するためにストーブの火を強くして洗濯機がおいてあるお風呂場の入り口のドアを開けて、しばらく待った。
なんとか解凍ができ、洗濯もできた。
最低気温がマイナス10度位まで下がる日が時々ある。
ということは同じことがまた起きる可能性もある。
どうしましょ。
お風呂場は後から増築したらしいが、とっても寒い。
お風呂場のドアを開けて、ストーブを焚くのは灯油代がかかりそう。かつ、寒そう。
では他に対策があるかなぁ。
少し手間がかかるが、凍結防止の水落しというのをしてみるのはどうかな。何日か家を空ける時にはそれをしないといけないと教えてもらった。
留守をする時のための練習も兼ねてやってみよう。
夕食後の洗い物を済ませたら、後はトイレ以外、水を使わないでも何とかなる。
トイレもタンクに水が入っているから、いいかな。
さっそく、昨晩から水落し開始。
昨日の夜から今朝にかけては気温が高く、零下にならなかったようだ。
でも、冬の間、用心のため、水落をして寝ましょ。
- 外国人を受け入れて
-
2012.12.29 Saturdayこの「澤の屋は外国人宿ー下町・谷中の家族旅館奮戦記」は修学旅行性などを受け入れたこともあった。が、不況とビジネスホテルを好む人がふえたことなどから、お客さんが減り、窮余の策として外国人の受け入れを開始する。
一番最初に受け入れたお客さんは会えるはずの友達に会えずにお金がなくなって、カナダへ強制送還されてしまう。22日間も滞在し、宿代も払えなかったが、「カナダ人を親切に扱ってくれたから」とカナダ大使館が立て替え払いをしてくれたとか。
出だしがこんなでもめげずに続けたというから、すごい。
文化、風習の違いから、トラブルもたくさんあるが、一つずつ対応策を考えては乗り越えていく。
お風呂のバトルは読んでいてもおもしろかった。
今ではご存じの人も多いだろうが、欧米では浴槽内で体を洗って、その都度お湯を流してしまう。が、澤の屋は純和風の旅館だから、お風呂も和風。でも、お風呂の栓を抜いてしまう客が絶えない。張り紙をしても効果がなく、ついには栓を抜けないよう鎖も持ち手もとってしまう。と、お風呂の掃除をするにも困ったというところがおかしい。
会話も必要に迫られて少しずつ工夫をしていく。必要は発明の母って、本当だ。
そして外国人客の方も和風の旅館と下町を楽しみ、町でお祭りがあれば、それにも参加し、というように町全体が受け入れに慣れていく様子もおもしろい。
その様子が有名になって、いくつもの取材を受けるうちに、無口だった人がよくしゃべる人に変身したというエピソードもおもしろい。
- 夢は広がる
-
2012.12.28 Friday乗馬公園で乗馬レッスンを受けているが、年末年始でお休みとなってしまった。
1週間も乗らずにいると、乗りたくなってくる。
で、今日はトレッキングに出かけてきた。予報よりもいいお天気で青空が広がっている。寒いが、日高山脈を見ながらぽこぽこは気持ちいい。
終わった後、お借りした用具を返しながら、ちょこっとお話をする。
今日、お相手をしてくれたお姉さんはモンゴルでの乗馬ツアーに行って来たとのこと。朝から夕方まで馬で移動をし、夜はゲルに寝るのだって。
「楽しかったですよぉ。来年も行くつもりです。一緒に行きましょう」
「少し練習をすれば、駆け足だってできますよ。目標があれば上達も早いし・・・」
「いいね、いいね」と、すぐにその気になる私。
帰宅してから調べてみると、かなりいろいろな国でホーストレッキングが楽しめるらしい。
「暑そう」というイメージのフィリピンでもできるのだって。海にまで入っていけると、馬の首まで海につかっている写真もあった。
ハワイやフランスでも乗れるとのこと。
広い大地を馬に乗って駆けめぐるだけでも楽しそうだが、異国の地でもあちこち行けるとは楽しみ、楽しみ。
乗馬レッスンと英会話レッスンがんばる価値があるぞ!
- 初ハタハタ
-
2012.12.27 Thursdayこちらへきてから、見たこともない聞いたこともない魚にお目にかかることが多い。
一つずつ買っては食べてみているが、どれもおいしい。
先日からハタハタを見かけるようになった。名前だけは聞いたことがあるが、食べたことがない。
昔、「太宰治がふるさとから送られてきたハタハタをむさぼるように食べているのを見てとても驚いた」と誰かが書いていたのを読んだことがある。
それがとても印象的だったことから、ハタハタの名前はばっちり覚えた。
ところで、どうやって食べるのだろう。
ざっと調べてみると、煮魚が簡単そうだ。
さっそく買ってきたが、ここにある小さなお鍋には入りそうもない。そうだ、フライパンを使ってみよう。フライパンに煮汁を入れて、煮立ったところでハタハタを入れる。クッキングシートで軽くふたをして、煮るといい感じ。
できあがって、いただきまーす。
おいしい。思っていたよりもあっさりとした上品な味だ。
これも今まで食べた魚と同じく、抜群の鮮度だった。
軽い味だったから、ニンニクとオリーブオイルでさっと焼いてもおいしいかもしれない。
- 実用としてのそり
-
2012.12.26 Wednesday昨日の夜、外を見るとずいぶんと雪が降っていた。
朝、外へ出てみるとかなりの積雪だ。ここらとしてはかなり積もった方ではないかな。
風もあるが、お散歩に出かけてみよう。
と、おもしろいものを見かけた。
若いお母さんが子どもをそりに乗せて引いている。遊ばせてあげているというよりは乳母車代わりに引いている感じ。なるほど、そりって、ああいう実用的な使い方もあるのね。
しばらくいくと、車からそりと荷物を持って出てきたおじさんに会う。このおじさんも持っていた荷物をそりに乗せて引き始めた。
雪かきした雪をそりに乗せて運んでいる人もいる。
雪のある生活に慣れている人たちはすごいなぁとちょっぴり感心してしまった。
ここの人たちはこの雪と寒さの中で文句を言うことが少ない気がする。
冬は寒いもの、時々雪が降るものと、厳しい現実を受け入れ、上手に折り合いをつけているようだ。
「そりゃあ灯油代はかかりますよ。でも、寒さに震えているよりはしっかりストーブを焚いて暖かく暮らす方がいいではありませんか」という発想の人がほとんどみたい。
雪が積もれば積もったで、そりを上手に使いこなすのも、同じことなのだろうな。
- しかの日
-
2012.12.25 Tuesday毎月第4火曜日はしかの日なのだそう。4と火(か)でしかなのだとか。
全国的に鹿がふえていて、その食害もひどい。
ここ北海道でもそうらしく、私たちが散歩をしていても、雪の上に足跡を見ることも多い。
家のすぐ横の畑まで網で囲ってあったりもする。
だから、鹿を捕って食べようという発想のようだ。
町の中に「第4火曜日はしかの日」というポスターが掲示されている。が、その横にもっと大きなポスターがあり、それには「あなたもハンターになれる」とあったのには、びっくりだった。
それだけ、食害がひどいのに、ハンターの数が足りないということだろう。
今のところ、ハンターになる気がない私たちは本日のお目当ての振興局へ向かう。
振興局というのは県庁に当たるところらしい。そこの職員食堂で鹿肉を食べさせてくれるとのこと。
鹿肉のメニューは2つ。鹿汁とジンギスカン。1つずつ注文してみる。
鹿汁は豚汁の豚肉を鹿肉に変えたもの。鹿肉は脂肪分が少ないので食べやすい。ジンギスカンはちょっと甘めのたれがかかっていた。
進行挙気宇の職員食堂なので、お値段も安い。どちらも550円だった。
- お散歩コース
-
2012.12.24 Monday寒いと家の中で本を読んで過ごすことが多くなる。
身体を動かすためにも、毎日のようにお散歩に出る。
今日も近くの公園へ出かけた。ちょっとした上りだが、雪が積もっている道を歩くとそこそこ身体があたたまってくる。
上りきると日高山脈が見える。今日は晴れているので、とても見事な眺めだ。
「今日はどこから下りましょうか」などと相棒と話しているうちに帽子がないことに気づく。
どうしちゃったのかなぁ。途中で落としたのかしら。
気になるので、来た道を戻ってさがすことにする。おぉ、いいね。この方向に歩くと日高山脈へ向かって歩くから、山の景色を楽しみながら歩ける。
これからは今まで下ってきた方から上ることにしよう。
帽子は家に忘れていたのだった。
でも、おかげで散歩コースを見直すことができて、これからのお散歩が楽しみ。
- となりのツキノワグマ
-
2012.12.23 Sundayhttp://booklog.jp/buildhtml/item/1/478758605X
この本の著者の写真はものすごくおもしろい。
たくさんの工夫と技術で動物たちのいろいろな姿を写真に撮ってわかりやすい解説と共に紹介してくれる。
今回はツキノワグマについての本。
クマはふえているのか減っているのか、いろいろな説がある。が、実際のところはどうなのかを著者の工夫で写真を撮っていく。
人間用の遊歩道を朝9時半に歩いている親子グマたち。
クマが餌をとるために木の上に作った熊棚はあっちにもこっちにも。人家のすぐそばにだってある。
冬眠用の木の洞を100年後のクマのために用意をするエピソードもびっくりだった。
クマの性別を確かめる工夫もすごい。クマが寄ってくる「クマクール」を作り、台の上に載せる。と、クマはそれを食べるために立ち上がる。そこへ「マタミール」を使って撮影。
この本を読んだ後、散歩に出て、熊棚をさがしてしまった。
- 12月のみぞれ
-
2012.12.22 Saturday歩いて出かけるつもりで支度をして玄関を開けると雨が降っている。
雪は払えば落ちるが、雨ではそうはいかない。
私たちはお天気に文句を言うことをやめて久しい。文句を言って得られるものは何もないのだから。
で、今日もさっさと方針を変更して、車で出かけることにする。お散歩ができない分はスポーツセンターで身体を動かそう。
「土曜日だから混んでいるかな」と思いつつ、トレーニングルームへ入る。やった、誰もいない。貸し切り状態とはすばらしい。
まずは自転車こぎ。あまりおもしろいものではないが、歩く時とは違う筋肉を使うから、短時間でもやっておこう。10分ほどこいで、ウォーキングマシンへ。これは時間と距離と消費したカロリーが表示されるので、ちょっとやりがいがある。
上りの傾斜にして、スピードも前回より上げてみる。おぉ、消費カロリーのスピードも上がったよ。前回よりも長く歩いて、今日は50キロカロリーの消費。汗をかくほどの運動になった。
車に戻ると、みぞれに変わっている。
今頃、雪ではなく、みぞれとは暖かいのだね。
積雪量の多いところの人が聞いたら、うらやましがるだろうな。