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子馬
  いつ頃生まれるのだろう。
 あちこちで子馬が見られるようになった。

 いつもは車で通り過ぎてしまうのだが、今日は車を止めて、そばまで行ってみた。

 お母さんは白で子どもは茶色というおもしろい組み合わせだ。

 柵に近寄ると、お母さんが近寄ってくる。私がさしだした手に鼻を近づけて、ふんふんとにおいをかぐ。お母さんがフレンドリーだから、子馬もフレンドリーだ。やはりそばへ近寄ってきて、同じようにふんふん。

 体の割に足が長いから、ひょろひょろという感じで、ちょっとおかしい。


 しばらくしたら、あちらの方へ行き、お乳を飲み始めた。

 大人の馬もかわいいが、子馬はなおかわいい。

author:けい, category:北海道日記, 19:37
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フクジュソウ

 10日ほど前にこの春初めてのふきのとうにお目にかかった。

 ここ数日の間、あっちにもこっちにもふきのとうがぼこぼこという感じで顔を出している。

 雪の下で春が来るのをじっと待っていたのだろう。

 そして、今日はフクジュソウが咲き始めたのに出会った。

 おおかたの花は茎が伸び、その先に蕾がつき、それがふくらんでいき、「もうすぐ花が咲くな」と思ううちに咲くというイメージだ。が、このフクジュソウはいきなり地面から花が咲くイメージだ。雪が解けたばかりの大地を割って顔を出すところはふきのとうに似ている気がする。

 調べてみると、北海道から九州までの間で見られるとのこと。

 珍しくはないのかもしれないが、私が野生のフクジュソウにお目にかかるのは初めて。

 鮮やかな黄色がかわいい。

author:けい, category:北海道日記, 16:09
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ヒグマにご用心
  少し前、ヒグマが冬眠からさめたとのニュースがあった。

 そして今日はこんなポスターを見かけた。


 この町にもヒグマが出没するポイントがあるとか聞いている。

 これから陽気がよくなると、あちこちへ出かけることも多くなる。

 気をつけないとね。

ばったり遭遇するのはちょっとパスだが、足跡や糞は見てみたい気も・・・
author:けい, category:北海道日記, 21:14
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行者ニンニクの芽
  雪が溶けると、山菜の季節の始まり。

 あっちでもこっちでも、その話題が出る。

 この町の人たちはとても親切で摘むことができるポイントも惜しげなく教えてくれる。

 そして今日はご自分で植えた行者ニンニクが芽を出したところを見せて頂いた。珍しくカメラも持たずに出かけたので、写真を撮りそこねてしまった。残念・・・

 教えて頂かなかったら、それとはわからないまだほんの小さな芽だ。

 数枚の芽が出ていて、育つのが楽しみという感じ。

 食べられる大きさに育つまで、かなりの年数が必要だとの話も聞いている。

 今日、見せて頂いたもので、5年程になるのだとか。初めての年の芽は「モヤシみたいにヒョロヒョロ」だそう。

 そんなだから、少し人が多い地域ではあっという間に乱獲されてしまうのかもしれない。

 お味見をさせて頂く程度にして、大切にしましょ。

 
author:けい, category:北海道日記, 20:05
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代行さん
 どこの町にもあるのか、よく知らないが、この町には代行さんという仕事がある。

 車で出かけた先でお酒を飲んだ後、代行さんをお願いすると、車を自宅まで送り届けてくれる仕組みだ。

 運転してくれた人を連れ帰るために、後ろからもう1台の車がついてくる。つまり、二人の人が働く形だ。

 なのに、驚くほど安い。

 地元の人たちも「タクシーより安いですよ」 と教えてくれたが、その通りだ。

 タクシーは10時を過ぎると、深夜料金になるが、そういうこともなしい。
 先日などは2次会の場所へ移動したが、そこへ代行さんにきてもらい、1次会のお店の駐車場まで車を取りに行ってもらった。それでも、いつもと同じ料金だった。

 タクシーだったら、ほんの一走りですぐにメーターが動いてしまうのに・・・

 そして、当たり前かもしれないが、どの人も運転がうまい。

 我が家の車はこのごろでは珍らしいマニュアル車だ。運転のプロのみなさんとはいえ、キーを渡すと、当たり前のようになめらかに運転してくれるのには、感心してしまう。

 今まではお酒が出る席には車をおいていくか、車で行ったら、お酒を飲まないかだった。

 ここでは、気軽に車で乗り付け、お酒を楽しんだ後、代行さんを頼むことができるのだから、うれしい。
author:けい, category:北海道日記, 20:12
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4000点以上の現代美術コレクション
  昨日と今日、映画の無料上映会があるとのことで、出かけてきた。

 ハーブアンドドロシーという映画だ、


 郵便局員のハーブと図書館司書のドロシーは現代アートのコレクションをする。一人分の給料で生活し、もう一人の給料は原題アートの購入に当てる、

 作品を選ぶ基準は2つ、二人に買える値段であること、二人のアパートに収まること。

 自分たちの目で見て、気に入ったものを集めていく。アーティストが持っている作品のすべてを見せてもい、アーティストの変化もすべて知りたがる。

 そうして集めた作品は膨大な量になる。

 ナショナルアートギャラリーが作品を引き取りたいと申し出る、

 運び出すと、なんと大きなトラック5台分あったという。

 全部は収納しきれないため、ナショナルアートギャラリーには1000点、残りはアメリカの50の州の美術館に50ずつ寄付することになったとのこと。

 ハーブとドロシーの現代アートに対する愛情はすごいなと思った。

 近々続編が発表されるに先立っての無料上映会だったが、続編も楽しみ。
author:けい, category:北海道日記, 19:57
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祝100号
  出かけて、帰宅すると、ポストに何か入っている。

 マルセイニュースだ。

 燃料屋さんが出しているニュースなのだが、燃料の宣伝はほとんど載っていない。燃料に関する記事はガスを使ったクッキングレシピの紹介が唯一。
 食いしん坊の私がいつも楽しみにしている記事の一つだ。

  一面には町のきれいな写真を載せ、この町の魅力を再認識できるようなことが書かれている。

 いつものように手にとって読み進めていくと、今日、配達されたニュースは100号とのこと。毎月1回の発行だから、100号になるまでには8年と4か月かかったはず。10年近い間には、いろいろなことがあったのではないかしら。

 本来の業務を続けながら、これだけ充実した内容のニュースを発行し続けるというのは本当にすごいことだと思う。

 社長さんたちが中心となって活動をされている「食で地域をつなぐ協議会」の様々なイベントにも参加させて頂いているが、地域を愛する熱い思いがこういうニュース発行のエネルギーになっているのではないかと思う。

 100号、おめでとうございます。

 さらなる発展をお祈りします。

 そして、こんなすてきなニュースとそれを作る人たちと出会えたことに感謝です!

 

 
author:けい, category:北海道日記, 20:42
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春の雪の中のふきのとう
 先日は雨が降った。

 が、今日は雪がちらついている。

 でも、さすがに春の雪で、真冬の雪よりも大粒だ。

 ふわりふわりと降ってくるが、地面につくとすぐに溶けてしまう。町の人は「これからは雪が降っても積もることはない」と話していたが、本当にその通りだ。

 そんな雪がちらつく中、ふきのとうを摘みに出かけた。

 雪がちらつく中、野草を摘み行くって、あまりないよな。

 ロシア民話の12の月などを思い浮かべる。雪がちらつく中、継母に追い出される少女・・・

 実際にふきのとうを摘みに行く私たちは、食い意地が張っているおじさんとおばさんというだけのことだが。

 先日、ふきのとうを見つけたポイントに着くと、2,3日前よりもたくさんのふきのとうが顔を出している。

 今日は簡単にみそ汁に刻み入れる予定なので、よくばらずに2つだけ頂く。

 気温が低い日も続くし、まだ雪が残っていること炉もあるから、もうしばらくの間、楽しめそう・・・

 
author:けい, category:北海道日記, 20:29
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エンジェルフライト 国際霊柩送還士
 タイトルを読んだだけで、およそのイメージが湧く。

 遺体を外国から運んだり、外国へ運んだりということなのだろう。

 私がまったく知らない世界のことだから、読んでみたいと、借りてきた。

 外国との行き来以前に、棺と柩の字の違いも知らなかった。棺は遺体が入っていないもの。遺体が入ると柩になるのだって。

 本を読んでみると、タイトルからのイメージの遺体搬送という仕事よりも遺体修復の作業の方が大変そうだ。

 外国から運んでくるのだから、時間がかかる、さらに飛行機で運ぶと気圧の関係で損傷が激しくなる。
 穏やかな亡くなりようでも、これだけの悪条件だが、事故死などだと難易度はさらにアップする。

 遺体の損傷が激しく、唇がない、目玉が飛び出してしまっているということもある。が、「できない」とは絶対に思わず、生前と同じ姿で家族の元へ帰らせてあげるために、がんばるのだそう。

 簡単ではない作業の上、時間的な制約も加わる。

 遺族は突然の悲報を受けてから、とても辛い思いをし続けている。

 葬儀を執り行うまでの時間が長ければ長いほど、辛い時間が長くなる。

 外国から到着した遺体を一刻も早く遺族の元へ帰すため、深夜、早朝を問わない作業をするのもすごい。

 あまり人に知られていない仕事だけれど、すごいプロフェッショナルな人たちがいると感心した。
 
author:けい, category:, 21:01
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三者三様の話 山菜について
  先日、お店が開いたのを見つけた野菜の直売所へ寄ってみた。

 地元産のほうれん草を買う。この時期のほうれん草はハウスで灯油をたいて育てているのかしら?

 だとしたら、1袋100円は申し訳ない安さだ。

 たくさん食べたいから、3つ買いましょ。

 レジへ持っていくと、お店のおばさんが「もうすぐアスパラが出ますよ。甘くておいしいです」と教えてくれた。

 「それは楽しみ」

 「山菜もいろいろ出ますよ。行者ニンニクとか、三つ葉とか」には、昨日、ふきのとうを摘んだ私は「出ます」を「山菜の芽が出る」と解釈。「そろそろ芽が出るなんて、当たり前のことをわざわざ言うのかしら?」と思ってしまった、

 「え?もしかして、このお店に山菜が並ぶってこと?」と、おばさんの言葉を理解できた時には、ちょっとびっくりだった。

 横にいた相棒はおばさんが言いたいこともすぐにわかったらしい。

 そして、私の辞書に「山菜を買う」がないこともわかっていて、「この人に山菜を買うように勧めても無駄なのに」と思いつつ、聞いていたのだそう。

 

 
author:けい, category:-, 19:35
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