- クラブデビューも近い
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2013.04.30 Tuesday手軽に乗馬を楽しめるというのが、今、仮住まいをしている町の魅力の一つ。
春になって、町による乗馬教室とJRAによる乗馬教室の募集が始まった。
申し込む前に、いつもお世話になっている乗馬公園で様子を聞いてみる。と、まったくの初心者が対象なので、ある程度乗っている私たちは参加できないそう。
「『初心者です』と嘘をついて教室に入れてもらっても、乗ったらすぐに初心者じゃないことがばれちゃうでしょ」と、うれしそうに言われてしまう。
残念。ずいぶん前から楽しみにしていたのにな。
と、「クラブには入れますよ」とのうれしい話が始まる。
いくつかの乗馬愛好クラブがあることは聞いていた。が、ある程度の力量がないと入れてもらえないとのことで、ここまで個人レッスンを受けてきたのだもの。
がんばってレッスンを続けてきた甲斐があったみたい。
うれしいな!!
クラブに入れてもらえると、新しい仲間にも出会える、この町ならではの格安の料金で乗馬を楽しむこともできる。
クラブデビューの日が楽しみだ。
- 会ったこともない人と行ったこともないところへ
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2013.04.29 Monday「カヌー遊びをしてみたい?」と質問された。
おもしろそうなことにはすぐに飛びつく私たちだから、「行ってみたい。連れて行ってください」と即答。
ある日、携帯電話に知らない方からの連絡が入った。カヌー遊びに誘ってくださった方ご自身は行かれないが、私たちを誘ってあげてほしいと伝えてくれたとのこと。
何回か電話での連絡の後、参加予定者が集まっての打ち合わせがあった。
よーく考えてみると、「行く?」とのお誘いに「行く」と即答する私たちもかなりいい加減だが、打ち合わせの場に現れた初対面の私たちをすんなり受け入れてくださったみなさんもおおらかだ。
打ち合わせの時にわかったのは、もう10年以上も続いている楽しいイベントだということ。
そんなイベントに簡単に参加させてもらえるとは、ありがたい。
この町の人たちから見ても、自然豊かな地でバードウォッチングや散策も楽しいとのことだから、私たちにとっては別世界なのだろうなぁ。
新しい人たちとのおしゃべりも初めての土地で初めての体験もとっても楽しみ。
- 一声で一山
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2013.04.28 Sunday風が冷たいが、お散歩に出る。
空き地に車が止まっていて、そのそばで草摘みらしきことをしている夫婦がいる。
こういう時には、そばまで行って一声かけてみることにしている。
「こんにちは。何を摘んでいられるのですか」に「ヨモギです。みそ汁に入れると、体にいいので」との返事。
そして、向こうからは「この町の人ですか」との問いがあったので、「いいえ、一時的に遊びに来ています」と答える。
「行者ニンニクを食べたことありますか。そこにたくさん生えていますよ。近くに熊の足跡があるけれど」と教えてくれた。
スニーカーだったが、教えてくれた沢の方へ降りてみる。
なるほど、たくさんの行者ニンニクがある。ここにあるって、誰も気がつかないのかしら。教えられた熊の足跡はわからないなぁ。
今日は、場所が確認できただけでいい。明日にでも、しっかり長靴を履いて、取りに来ましょ。
一声かけたおかげで行者ニンニク一山ゲットです。
- いざ、ウニ祭り
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2013.04.27 Saturday今日はウニ祭りの日。
エゾバフンウニ10個を1000円で手に入れることができるとか。「10時開始だが、会場周辺は渋滞するから、早めに行くとよい」との情報をゲット。
がんばって早起きをして、前の晩に作っておいたおにぎりとゆで卵などの簡単なおかずを持って車に乗り込む。まだまだ気温が低いと、こうして前の晩におにぎりなどを作っておくことができるのはありがたい。
道はすいていて、車はすいすいと走る。
道路の真ん中に割れたウニが落ちている。まだ、中身も入っている。以前、本で読んだことがあるが、カラスの仕業かな?もったいないが、ウニさんの上を通り過ぎる。
すいすい来たおかげで、8時過ぎには到着。いくら何でも早すぎるかなと思うが、入り口には案内の人たちがたくさんいるし、車も次々と入って来る。
私たちも駐車場に車をおいて、会場を目指す。広いグランドの向こうの方にたくさんの人がいる。
なんと、もう行列ができているのだ。ざっとみると、500人程はいるだろうか。9時から整理券の配布が始まるというが、それまでまだ40分もある。
「こんな寒い中行列して、整理券をもらえなかったら悲しいね」と言いつつ、待っていると、誰かが「2000人分は用意しているそうですよ」と教えてくれる。
「じゃあ、安心して行列してましょ」と待つ内にすごいすごい、さらに行列がのびていく。
待った甲斐があり、無事に整理券を手に入れることができた。塩水につけたウニとかなり塩が強いらしい塩ウニと殻付きウニの3通りから選ぶことができる。
私たちは塩水につけたウニと殻付きを1つずつにする。
殻付きはその場で1つ割って食べてみた。おいしい。
夕食が楽しみ。
- エゾエンゴサク
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2013.04.26 Friday車の助手席から青か紫色の小さな花がたくさん見えた。
「住みませんが、車を止めて」とお願いする。前後に車がほとんどないような状況だから、こうして簡単に車を止めてもらうことができる。
車を降りて、花が咲いていたところへ戻ってみる。
とりあえずは写真を撮る。
一つでもきれいだが、群れて咲いているのもきれい。
詳しくは帰ってから調べればいいのさ。
なんとなく、「エゾエンゴサク」とひらめいたので、検索してみる。あたり。
どこかで写真を見て、覚えていたらしい。
根っこが延胡策という漢方薬に似ているいるところからの命名とか。
仲間のキケマンやムラサキケマンが毒草なのに対し、このエゾエンゴサクは毒がなくて、食べることができるのだそう。
これまたスプリングエフェメラルの一つでもあるともあった。
調べてみるといろいろなことがわかって、おもしろい。
- 野良チャイブ
- 鮭の稚魚放流式 その2
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2013.04.24 Wednesday子どもたちが全員、放流を終えると、「大人もどうぞ」とバケツを渡してもらえた。
川だからと長靴を履いてきてよかった。さっそく、バケツを持って川の中へ。
そっとバケツを傾ける。バケツから出ても、しばらくそばに固まっているのがおもしろい。どうしてわかるのか、他の人が放流したお魚さんたちも一緒になって、大きな固まりになる。
子どもたちが放流する時に、カメラを持った大人は「こっちを向いて、笑って」などと注文を出していた。
大人の私だって、手元をみたくなって、なかなか顔を上げることはできない。自分がやってみると、大人の注文に応じて、顔を上げていた子どもたちって、すごいとよくわかる。
わずか1グラムの稚魚が3000グラム、4000グラムの大きさになって戻ってくるのだとか。
- 鮭の稚魚放流式その1
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2013.04.23 Tuesday久しぶりに北海道の仮住まいに戻ってきたら、「鮭の稚魚放流式」なるもののお知らせが届いていた。
地元の小学生が鮭の稚魚を川に放流するのだとか。
おもしろそうだから、見に行ってみましょ。
会場の河原に着くと、小さなバケツに鮭の稚魚が泳いでいる。体長4cmほどだ。
放流の前にお話があった。1年ほどは近くの海にいて、それから遠くへ泳いでいくのだとか。なんと3000キロもの旅に出るらしい。そしてまた戻ってくるというのがすごいなぁ。
でも、戻ってくることができるのは、わずか4%だそう。うーん、きびしい。
いよいよ放流です。バケツを持って長靴で川の中へ。「バイバイ」「戻ってきてね」と言いつつ、バケツを傾ける。
- 生涯最後のお買い物
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2013.04.22 Monday無事に苫小牧まで戻ってきた。
苫小牧にも仙台にも山道具屋さんがある。苫小牧か仙台のどこかで、ずっと気になっていたゴアテックスの雨具を買うつもりでいた。
行きに苫小牧で時間があったので、ちょこっとだけ、お店をのぞいて、あれがいいかなぁとチェック。
できれば、帰りに仙台でも別のお店をチェックするつもりが、思わぬ通行止めのおかげで、時間がなくなってしまった。
なので、行きにチェックしておいたお店で、もう1度、店員さんの説明を受け、購入決定。
山と言ってもそれほど本格的に登るほどでなく、天気がいい時に行くことが多い。だから、雨具といっても、実際に使用するよりも、いざという時のお守りとして持っているという感じだ。
使わないこともあって、20年以上前のものがご奉公してくれている。
「いくら何でも、買い換えましょうか」と、今回の購入となった次第。
二人分の上下だから、それなりのお値段ではある。が、20年ほどの間、安心して山歩きが楽しめることを思えば、それほど高くはないと思う。
そんな計算をしながら、気づいたことがある。
次回の雨具購入はないだろうということ。
雨具よりも長持ちするようにがんばらなくっちゃ。
- 人生は思いがけないことの連続
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2013.04.21 Sunday豪華お花見ドライブ復路編は4月も20日過ぎというのに、「雪通行止め」に遭遇。
東北道を走っていくと、「那須 白河間 雪通行止め」の表示が出ている。
確かに、昨日もずいぶんと寒かったけれど、東北では雪だったのね。それにしても通行止めはきついなぁ。
昼間でも除雪が間に合わないの?
うーん、どういう状況なのだろう?
トイレ休憩を兼ねて、サービスエリアに車を入れる。情報コーナーのところに行っても、道路にでていた以上の情報はない。走っていくうちに通れるようになるといいのだけれど・・・
願いはむなしく、那須インターの手前から渋滞が始まる。滅多にないことだから、様子をしっかり見ておこう。
黄色いトラックに「凍結通行止め」のサインがある。工事中の時などに車線を変更するよう知らせる赤い矢印がたくさん並べられている。否応なしに出口へと誘導されるようになっている。
「多少の隙間はあるから、図々しく、その隙間から入って走り続けることもできなくはないかも」と思いつつ見ていると、そういう不届きな輩対策らしく、黄色い車が走っている。
おとなしく、渋滞する車の中の1台となって、東北道を降り、国道へ。
時間に余裕をみて出てきてよかった。
かなりとろとろ走った後、また高速へ戻れた。
途中の表示には「チェーン規制」とあったが、何とか大丈夫みたい。私たちの車はまだスタッドレスタイヤだから、なんとかなるでしょ。
気にしながら走ったが、雪も凍結もなく、無事に走れて、やれやれ。
4月下旬の昼間でもこんなことがあるとは。さすが東北道だ。