- コブシとアセビの花
- 春の野草入りピザ
- 枝垂れ桜あれこれ
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2015.03.27 Friday我が集落には枝垂れ桜の大木が3本ほどある。 我が家から近いところにあることもあり、毎年、見事な花を楽しませてもらっている。 もう咲き始めたようなので、近くまで行ってみることにした。 3本の中の1本はかなり咲き始めている。樹齢によって、咲き始める時が違うのだとか聞いているが、毎年、律儀にその順を守って、咲くのはさすが。 花を眺めている私たちのそばに、犬の散歩で歩いていた人が近づいてきた。 同じ集落の方なので、お互いになんとなく知っているという程度の関係だが、枝垂れ桜についてのあれやこれやを教えてくれる。 隣町で樹齢○年の枝垂れ桜ということで有名な桜は、実はこの桜の子だとか。だから、この桜の方が古いのだけれど、声高に言い立てる人がいないので、この桜は知る人ぞ知る桜とのこと。 お花見に来る人やスケッチに来る人もいるなどなど、いろいろな話を聞かせてもらった。 咲き始めのきれいな桜を見るだけでもうれしいのに、いろいろと貴重な情報も頂けて、桜の見事さがアップした気がする。
- 八重咲きのモクレン
- ヤマルリソウ
- オキナ草
- 19箱の本
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2015.03.21 Saturday大量に持っていた本のほとんどを処分すると決め、少しずつ箱に詰める作業を続けていた。 私が若い頃は図書館も利用したが、読みたい本は買うことが多かった。好きな作家の本は本屋に並ぶのを待ちかねるようにして買ったりもした。 が、いつの間にか好みも変わり、ただ持っているだけとなってしまった本がほとんど。 先日、ふとしたことから、家まで宅配便で本を受け取りに来て買い取ってくれるところを知ったので、処分もしやすい。 本は重いので、2回から玄関先までおろすにもあまり大きくない箱に詰めたい。とのことで、まずは段ボール箱集めから開始。買い物に行くたびに、ぽつぽつと箱を頂いてきては、少しずつ箱詰め作業を繰り返す。箱に詰めるためには、本屋さん出かけてくれたカバーを外し、埃を払う。 本は経年劣化にも耐える特別な紙でできているらしいが、カパーの方はさわるともろけてしまうものもあって、過ぎた時間の長さを感じさせられた。 なんとかつめ終えて、数えてみると19箱。まだ全部ではないけれど、とりあえず、ここまでにして、買い取り先へ連絡を入れてみよう。 本を処分するのは少し心が痛む作業だけれど、荷物を減らして身軽に暮らすためと割り切らないとね。
- こぶしの花
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2015.03.19 Thursdayこぶしの花を知ったのはいつ頃だろう。 実物を知る前に堀辰雄の本に出てきたのに接したのが、初めてだったと思う。 長野県の山肌に咲くこぶしを車窓から見ながら「ほら、あそこにも」というシーンを覚えている。 だからか、なんとなく寒いところの花とばかり思い込んでいた。 今の地へ越してきてから、あちこちでこぶしを見るようになった時にも、以前に住んでいたところより寒いからこぶしがあるのだと思っていた。 が、つい先日、伊豆の温暖な海辺の山でこぶしの花があっちにもこっちにも咲いているのを見た。 「え、暖かいところにもあるの?」と驚いて調べてみた。インターネットで簡単に調べることができるのだから、何とも便利な世の中になったものだ。 なんと、九州でもこぶしは育つのだとか。 勝手に寒いところの花だと思い込んでいたようだ。