- 選書は続く
-
2018.06.30 Saturday
再オープンした日は33冊もの本が売れました。その次の営業日にも20冊以上が売れました。
おかげで、すぐに次の注文を出す必要があり、ずいぶんバタバタしたことを覚えています。
その頃、取引をしていた取次さん(本の仕入れ先)は扱える出版社に限りがある上に、扱える出版社の本でも買うことができない本もあった。
送料を無料にしてもらうためには、ある程度の本を注文する必要がある。そして、先ほど書いたように注文した本のすべてを変えない恐れもあるから、少し多めに注文する必要があった。そんなこんなで、再オープン直後のせわしい中での選書作業はかなり大変でした。
本の目録を熟読するのが好きだった私とはいえ、10日間で120冊を選んだのは、我ながらよく頑張ったと思う。来店客が多く、たくさん売れそうな本屋なら、同じ本を数冊仕入れるのだろう。が、小さな町の小さな本屋ではリスクを考えると、いろいろな本を1冊ずつと言う方が現実的な気がする。同じ本を5冊、10冊と入れるのなら、仕入れる総数が120冊でも選ぶ本の数はかなり減る。
まったく違う本を120冊、しかも短期間に選ぶのはかなり大変だった。
これで学んだから、少し時間が空くと、次に仕入れる本を選ぶ選書作業をせっせとすることにしている。
このところ、注文を頂くことも多くなったけれど、それにプラスした本を注文する必要もあるので・・・
- 10冊の注文
- 新手の応援団登場
-
2018.06.28 Thursday
小さな町の小さな本屋を引き継ぐと決めてから、本当にたくさんの応援団が登場してくれ、ありがたい限りです。
このところ、がんばって、新しい取次店との取引も開始しました。おかげで、ほとんどの本を買うことができるようになったのはありがたい。
初めての注文をメールでしたのはいいけれど、ずっと、専業主婦だった私はワードを使うのが精いっぱい。注文を受けた取次店の担当者はのけぞったようだけれど、やさしく「エクセルに移してみました」との返事をくれました。
ふう、エクセルを使わないといけないのかぁ。私よりはPC全般に詳しい相棒に教えてもらいながら、人生初のエクセル体験。
「売り上げの計算も簡単にできる」のが、エクセルのいいところだと言われても、消費税やら合計金額の計算やら、訳が分からないことばかり。
そんなことを、ぶつぶつと言っていたら、ありがたい助っ人が登場。
「注文も売り上げ計算も簡単にできるようカスタマイズします、もちろんボランティアで」とのこと、本当にありがたいことです。
- エクセルで初注文
-
2018.06.27 Wednesday
新しい取次店さんとの取引を始めることができた。
基本はファックスでの注文らしいが、我が家にはファックスがない。で、メールでの注文を受け付けて頂くことにした。
取次ぎさんや、世の中の常識をよくわかっていない私だから、ワードで注文したい本の一覧表を作って送ってみた。「エクセルに移し替えてみました」なるお返事が届いた。先代店番も「ワードで注文したの」と大笑い。
こういう時にはエクセルを使うということも知らない私。
仕方がないから、あわててエクセルの初歩を相棒に教えてもらう。
たくさんの方から、ありがたい注文を受けたので、2回目の注文はエクセルでしてみました。
ふう、なんとか受け付けて頂けました。いくつになっても、新しいことにチャレンジするのは、面白い!
- 本のエンドロール
- かなりの本好き
-
2018.06.24 Sunday
今日は本に関するイベントに参加してきた。
分科会で、ちょこっとだけ発言の機会を頂いた。
「ジャケ買い」なる言葉を聞いて、びっくりもしたが、私はその対極の人。
読みたい本を選ぶ時には背表紙にあるタイトルだけで選んでいる。図書館でも、本屋でも・・・
本屋を始める前後に「多くの人は本の表紙を見て本を選ぶのだ」と教えてくれた人がいた。え、そうなの?
びっくりでした。表紙を見せた本は図書館でも借りられる率が上がるのだとか。本屋でも売れるようになるらしい。
本屋の店番を引き継ぐ気にならなければ、知らなかったことです。
なんて、話をしたら、イベント終了後、「すごいですね、感動しました」と声をかけられました。
北海道内で頑張っている本屋さんにインタビューしてはいろいろ紹介しているライターさんに、少し前に「若い頃は本の目録を熟読していました」と話したところ、「それはかなりのものですよ」と言われたこともあります。
幼い頃から、本が好きでよく読んではきたけれど、私の本好き度、かなり高いらしいと知り、びっくりしています。
、
- 本屋さん訪問
- 知りませんでした
- 本が届く喜び
- 本が届く喜び