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思い通りにならないのが当たり前
  いろいろなところで、いろいろな形でお話をすることが多い。

 そうしてお会いする多くの方たちは感情のコントロールに苦労しているようだ。が、感情はひたすら我慢をするのではなく、仕組みを理解して対応すると、感情に振り回されることが少なくなる。

 繰り返し書いていることではあるが、マイナスの感情を感じるのは、状況が思い通りになっていない時。「思い通りにならないことの方が多いのだ」と達観するようになると、ほとんどのことに対し、「まあ、いいか」と思えるようになる。

 昨日も駅で切符を買うために小銭入れを取り出した。切符を買った後、おつりを入れて、小銭入れのファスナーを閉めようとした。「あれ?ファスナーの調子が少し変だぞ」と思った瞬間、ファスナーがこわれ、閉められなくなった。とりあえずは、バッグのポケットに上向きに入れておけば、ファスナーが開いたままの状態でもコインがこぼれ出ないから、まあ、いいか。

 そもそも100円で買ったはずの小銭入れ、いつ買ったか覚えていない程、長い間、よく働いてくれたものだ。これだけ長い間、働いてくれたら、文句は言えないよね。いつかはこわれるものだし・・・

 こわれずに使えるものだと思っていると、がっかりしたり、いらいらするだろうけれど。

 品物だって、思い通りにはならない。まして、人間はその人、それぞれの思いで動いているのだから、こちらの思いとは違っていて、、当たり前なのだ。
 
 
author:けい, category:基本的な考え方, 17:04
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幸不幸の決め方
 たくさんの方とお話をする中で感じるのは、「○○だから幸せ」なのではなく、○○の状態を幸せと見るかどうかで、その人の幸不幸が決まるのではないかということ。

 苦手な人に言われたきつーい一言で傷つき、1週間も落ち込み続けている人もいる。が、考えようによっては、それはとても幸せなことでもある。その1週間の間の最悪の出来事が、その程度のことなのだから。

 交通事故などもそうだが、悪い出来事はある日、突然に降りかかってくる。自分や家族が交通事故にあうことだってある。そんなことがあった時にも、苦手な人に言われたきつーい一言が気になるだろうか。交通事故にあったことの方が重大問題となるのではないかしら。

 人生にはいつだって、思いがけないことが起きるもの。この程度でよかった。「こんなことが起きた中でもうれしいことがある」という見方をすると、どんな時にもそこそこの気分でいられる気がする。

 困ったことを数えても状況が好転するわけでもないのだから、困難な時ほど、気分をあげる方がいいのではないかしら。

 見方次第で幸不幸を決められるという発想は勇気を与えてくれる気がすると思う。

 
author:けい, category:基本的な考え方, 21:08
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心が楽になるためにー執着を捨てるー
  「長いこと、学習会を続けているけれど、心が楽になる人とならない人の違いって何だろう」と相棒が言い出した。

私   宗教っぽいけれど、執着を捨てるってことかな。そのことに気づくか気づかないかの違いだと思う。

相棒 執着?

私  まわりの人に対して、こうであってほしい、ああであってほしいという思いを捨てれば、ずっと楽  になるの。でも、多くの人はそういう思いを自分で握りしめていることにも、気づいていない気がする。手を開いてその思いを放せば、ずっと楽になるのだけれど・・・

相棒 壺の中に手を突っ込んでいる猿と同じか・・・ 

あたりです。      

 身近な人に対してほど、ああであってほしい、こうであってほしいの思いを捨てることがむずかしいのかもしれないが、自分が勝手に持っている望みでしかないと気づき、捨てることができれば、とっても楽になれる。

 
author:けい, category:基本的な考え方, 20:35
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目標の確認 その2
  体験企画で大切なことの一つはいつもの定例学習会で学んだよりよい対人関係の築き方を実践してみること。

 子どもたちがわからなかったり、できなかったりして困っているときには、何がどう困っているかをさぐってみよう。そのためには、「どうしたいの?」「どう考えたの?」のような問いかけをし、子どもの答えを受け止めながら、子どもの考えが先へ進むようお手伝いをするという発想で接してほしい。

 こどもたちが、自分で考え、自分でやってみることが子どもたちの自己決定権を尊重することになる。

 大人として、「ああしたら」、「こうしたら」と口出ししたくなったり、手出しをしたくなることもあるかもしれない。が、それは子どもの自己決定権を否定することだとの認識を持ってほしい。

 そうしたくなった時には、まずは深呼吸。

 次に私や相棒がどんな対応をするかを見て頂けるとうれしい。

 体験企画は子どもへの新しい接し方を学ぶ場でもあるのだから。
author:けい, category:基本的な考え方, 20:58
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表面的なことと本当に大切なこと
  表面的なことと本当に大切なことを区別して考える発想を身につけてから、いろいろな出来事への対処の仕方が大きく変わってきた気がする。

 例を挙げると、こんな感じになるだろうか。

 ずいぶん昔のことだが、デジカメで写真を撮る必要があり、職場にデジカメを起きっぱなしにしている相棒にデジカメを持ち帰るように頼んだ。が、相棒はデジカメを持ち帰るのを忘れた。写真を撮って、提出する期限を考えると、どうしても今日中に写真を撮る必要がある。が、手元にはデジカメがない。

 表面的なことに惑わされていると、「あれだけデジカメを持ち帰るように頼んだのに、忘れてきたとは」と腹を立て、打つ手を見つけることができなくなる。

 が、本当に大切なことは何かを考える発想を使うと、私がほしいのはデジカメそのものではなく、デジカメで穫った写真のデータだと気がつくことができる。
 だとすれば、私以外の人が持ち合わせているデジカメで写真を撮ってもらって、そのデータを頂けば、それで用が済む。

 そのことがわかれば、相棒がデジカメを持ち帰ることを忘れたことに、イライラする必要はなくなる。

 気になることに関して、こんな考え方を適用できないか、チェックして頂けたら、うれしいな。
author:けい, category:基本的な考え方, 21:27
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猫にもある意思
  このところ、人はそれぞれ自分の行動を自分で決めていると言うことを繰り返し書いている。

 我が子に対しては、「ああしてほしい」、「こうした方がいい」の思いが先に立って、我が子にも確固たる意思があることを忘れがちな方も多いようだ。

 今朝、寝坊をしていたら、猫が私のそばにやってきた。

 明け方、寒くなると私の布団に潜り込んでくることも多いのだが、今日は様子が違う。布団に入らずに、布団の外でミャアミャアと鳴いている。「もしかして、私に起きろってこと?」

 掛け布団を持ち上げて、猫が入りやすいようにし、しばしの抵抗を試みる。が、「ミャアミャア」は止まらない。

 「外へ出たいから、ドアを開けてってことだろうな」と諦めて、起き出す。寝室は2階にあるので、猫の後をついて、階段を下りていく。猫は階段を下りながら、私が後ろからついてきているか、時々チェックしている。

 下まで降りて、玄関に行き、ドアを開けてやったら、うれしそうに外へ出て行った。

 ちびっ子どころか、猫にだって、確固たる意思がある。

 まして、人の子を思い通りにしようということは、とっても無益な試みだと思う。

 
author:けい, category:基本的な考え方, 21:51
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我が子との関係について
 子育てに悩むお母さんたちの声を聞くと、子どもの年齢がまだ34歳の頃から、「我が子が言うことを聞かない」が多い。

 前にも書いたが、こどもは子どもで親とは別の人格を持っているのだから、言うことを聞かないのが当たり前だ。

 このことを無視して、「言うことを聞かない」とイライラし続けていると、親子の関係はどんどん悪くなると思う。

 赤ちゃんの時よりも子育てを大変だと感じるようになっているとしたら、それは方向が大きく間違っていることを示しているはず。

 どこをどう変えればいいかの前に、このままではマズイかもと、とりあえずは立ち止まってみてほしい。

 
author:けい, category:基本的な考え方, 20:43
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対人関係は車の運転と同じスキルです
  今日の学習会のお題は、いつもと少し趣向を変えてみた。

 

 我が会もNPO法人化して、2期目に入った。ここで、もう一度、我が会で訴えたいことの再確認をしてみた。

 

 私が学習会を通して行ってきたことは、子育てやその他の対人関係の、さまざまな悩み事に対し、その時々での対処法を教えることではない。

 

 まずは車の運転に必要なことを考えてもらった。

 

 車の構造を知ること、各部の名称を知ること、操作法を知ること、交通ルールを知ること、実際の運転の練習をすること、道がわかることなどなど。必要なことはたくさんある。が、それらがわかり、実際の練習を重ねることで、いろいろなところへの運転をしていくことができるようになる。

 

 また、運転中に起きる、「後の車にあおられる」「自転車が飛び出してきた」などのトラブルへの対処法はどういうものがあるだろう。 

 後の車に先に行ってもらう、スピードを落とす、止まるなど、いろいろ出てきた。

 どれにも共通することは、「自分の行動を変える」である。

 

 対人関係もこれと同じで、人の心の有り様や行動の仕組みを理解し、その時々で自分にできることをして、トラブルに対応すると、よい対応ができる。

 

 そう考えると、対人関係はタイトルのように「運転技術と同じスキル」となる。スキルであるから、人柄や性格の問題ではなく、練習さえすれば、誰でも上手にできるようになるのだ。

 

 上手になるためのコツは「上手になりたい」と強く願い続け、一つでもできたら、それを喜ぶようにすること。そうする人は、練習も重ねるし、練習の工夫もすると思う。

 

 久しぶりの参加者も、「また、がんばろう」という気持ちになって帰って行ったようで、うれしい。

 

author:けい, category:基本的な考え方, 19:17
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感情のコントロールはとっても簡単 その3
 そう言われても、「○○のことがあれば、気分が悪くなって当たり前」と考える人は多い。

 ただし、この気分の悪さを引きずるかどうかを選ぶことができる。

 繰り返し書いていることだが、自分以外の人に自分の期待通りの行動をしてもらいたいと願ってもよいが、それが叶う可能性はあまり高くないと知っている必要がある。

 お天気のことでいつまでも文句を言い続ける人、宝くじを買って当たらないとおこり続ける人を見たら、「願ってもいいけれど、その通りになるとは限りませんよ」と言いたくなるのではないかしら。

 自分以外の他人に期待通りの行動を願うことは、それと同じだ。

 「そんなことはイヤだ。私は最低限の常識を望んでいるだけ」と思う人もいるかもしれない。

 が、これがキビシイ現実。

 飲み込むまでは辛いかもしれないが、飲み込んでしまえたら、対人関係で感じるストレスは激減する。

 ことあるごとに文句を言い続ける人生と、ほとんどのことを受け流せる人生とどちらを選ぶかは、自分で決めることができる。
author:けい, category:基本的な考え方, 21:21
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感情のコントロールはとっても簡単 その2
 感情のコントロールについては、コツがわかると、とてもうまくなる。

 前回も書いたように、私たちは勝手に期待をして、勝手に怒っているようなことが多い。 と書くと、かなり冷たく聞こえるかもしれないが・・・

 今日はあちこちで入学式だった。せっかくの入学式だというのに、冷たい雨が降った。「晴れて暖かな日、満開の桜の下を歩いて、入学式へ向かう」イメージからすると、雨が降った上に寒かったのだから、残念に思った人も多いだろう。

 でも、お天気が相手の場合は、朝、雨音を聞いた時には、がっかりしたり、残念に思っても、いつまでも不快さを引きずらないのではないだろうか。

 人が相手の場合も、同じように対応することもできる。

 いつまでも不快さを引きずったり、より不快の度合いを上げることもできる。その一方で、切り替えを上手にして、いつまでも不快さを引きずらないこともできる。

 どちらを選ぶかは自分で決めることができる。

 一瞬は不快さを感じても、それを引きずらない生き方をしたいと願うことが、そういう生き方をはじめるための第1歩だ。

 続きは明日のお楽しみ。

 
author:けい, category:基本的な考え方, 20:27
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